正月休みが終わり、今日から始動

短かった正月休みも昨日で終わり。今日が2011年の仕事始め。

三が日は、朝から飲んで寝てテレビ見ての連続で、3日頃にはお腹の肉付きが目立ってくる始末。
初詣にもまだ行っていないし、それなりに意味のありそうなことといえば西田幾多郎をけっこうまじめに読んだことくらい(何をいまさらという感じですが)。

これじゃまずいと思い、4日は高崎駅前のヤマダ電機に出向く。
「iPadでも衝動買いしてやるか!」という気持ちも有ったのですが、この日はヤマダの4階で「上州将棋祭り」というのをやっているので、「天才・羽生義治のご尊顔を拝んでくるか」というのが本来の趣旨。

10時過ぎに会場に着くと、すでに会場は将棋ファンで一杯だった。
並んで整理券をゲットすれば座れるのだが、行列嫌いなのでそのまま立ち見。
でもそのおかげで、別の場所で同時並行的に行われるいろんな催しに機動的に対処でき、小学生に指導対極を行う藤井猛やNHKでおなじみの矢内理絵子などを間近で見ることが出来た。

羽生先生は、午後のトークショーと子供相手の10面指しにご登場。
トークショーは緩くてつまらない企画だったが、10面指しはとても面白かった。

小学校低学年と思しき子供10人と羽生先生が、飛車角2枚落ちから桂馬、香車を含め6枚落ちで一斉に対局するのだが、コの字型に並ぶ小学生の前を、羽生先生が次々に移動して指して行く。
移動しながらほとんどの手を瞬間的に指していく羽生先生は、イベントとはいえ結構厳しい表情で、難しい局面になると例の「羽生にらみ(ハブニラミ)」になる。
手を抜いていない証拠なのだろうが、プロ同士の普段の対局とおなじような緊張感を感じた(少なくとも小生は)。

小生のすぐ前で対局していた女の子は結構強いらしく、この子の前に立つとさすがの羽生先生も少し考え込んでいる。
結局、2枚落ちだったがこの勝負は女の子の方が勝ってしまった。

自玉をつめられたときの羽生先生の「あっ、負けました!」という羽生先生の言葉がまたすがすがしく、この人は人間的にもすごく魅力的な人だな、と改めて感じました。

5日は正月恒例の金杯に参戦。
東西の金杯ははずしましたが、三連単が1レース的中し新年早々少しうれしい気持ちになりました。

この様子では今年ものんびりとした1年になりそうです。何事もないのがなにより、ですね。

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