仕事で沖縄弾丸ツアー!JKだってみな優しい!

paperChartの納品で沖縄に行ってきました。那覇の北隣・浦添市に新規オープンするクリニック様の仕事でした。

1日目と4日目の最終日が移動日で、3泊四日の弾丸ツアーです。

首里城はじめ観光は全くなし、もう一日長く日程をとればよかったですね。

4日間の沖縄で気づいたこと。

  • 観光にしろ仕事にしろ、沖縄では車がないとどうにもならない。

    那覇空港からモノレール(「ゆいレール」)が出ているくらいだから、さぞかし鉄道網は発達しているだろう、電車と必要に応じてタクシー使うから大丈夫!と慢心しきっていたのですが、いやはや…。

    実態は全く違っていて、どこに行くにも自動車が必要になるような車社会でした。


    ホテルは「おもろまち」というユーモラスな名前の地区にありますが、ここから客先に行くのに公共交通機関がバスしかありません。
    沖縄は、鉄道網の代わりにバス路線が充実していますが、いくつものバス会社が乗り入れていて、この路線網が複雑極まりない!

    ネット検索しても「本当にここが目的地に行くバス停なのか?」に自信が持てず、待ちゆく人にやたらと質問し確認をしました。
    バスが停車するたびに、運転手に「大平に行きますか?」と質問し、5台目にようやく求めるバスに乗車できました。

    そんな時に感じたのは、沖縄の人のやさしさでした。
  • 沖縄の人はみな親切でやさしい。JKだって見知らぬオジさんをほっとけない!

    ホテルのスタッフ、待ちゆく人、バスの運転手、JKもそして客先の担当者…。

    わからないことがあると躊躇なく人に声かけて質問するのですが、素朴な方言の返答がわかりにくいことは別にして、基本みな親切で優しい。
    もちろん中にはぶっきらぼうで愛想のない人もいるのでしょうが、私が助けを求めた相手はみな快く受け止めて気持ち良く応対してくれました。JKまで素朴で親切でした。

    また、バスの社内が混んでいると乗客が互いに場所を譲り合う光景もあり、ほほえましい気持ちになりました。

    そんな時に思い出したのが10年前に中国の上海に行った時のことです。
    上海も車社会ですが、車の数がとにかく半端ない、道路も駐車場も車であふれかえっています。

    そんなときに運転に慣れた彼ら上海人は、クラクションを鳴らし続け「そこは俺の車が入る場所だ、どけどけ!」といった具合に、隣の車とすれすれに自分の車先を突進させていく。
    多かれ少なかれ、日本人も同じようなところがありますが、ゆすりあう美徳がだんだんと薄れていると思うのは小生だけ!?

    大げさに言えば、これは人間気質の根本的な違いで、「大陸勢」や薩摩、近代日本の「日本勢」に入れ代わり立ち代わり蹂躙され続けてきた琉球民衆の、南国的で優しい気質なのだろうと感じました。

    キツネとクマと人間で、川から上がる大地の恵み(鮭)を分け合うアイヌの民話がありますが、北や南の優しい隣人たちを征服し、隅に追いやって繁栄と近代化を遂げた日本。

    どちらかといえば、中国や日本でなく、沖縄やアイヌの肩を持ちたい。改めてそんな気持ちにもなりました。

    お金と時間があれば、長逗留したい(永住したい)と思わせるような場所なのでした。
  • 食べ物について


    3日間で都合6千円分のクーポン(おきなわ彩発見NEXT)というクーポンを、晩酌費用とお土産にフル活用しました。

    なかでも初日の飲み屋さんでいただいた「ミーバイ頭の煮つけ」は美味でした。この魚、外見はいかにも南国熱帯系の肴なのですが、味は淡白かつ上品な白身魚で、こちらでいうクエ、アラ等の高級魚に匹敵するような美味でした。

    聞けば「イラブチャー」という魚もおすすめとのこと。次はこれを狙っています。

    8月にはバスケのワールドカップでにぎわいそうな沖縄。

    ゆっくりできる時期に、また改めて訪れてみたいところです。