見てきました「ソーシャル・ネットワーク」

ここ何ヶ月か我が家の娘どもが、「やれアシアトがどうの」とか「マイフレンドがどうした」とか、やたらSNS関係の会話をしていた。
「何だ!いまさらmixi始めたのか?」と思い聞き流していたが、どうもmixiとは違う単語が出てくる。
そもそも夢中になるほどmixiなんて面白いの?MySpace?あるいは日本生まれの新サービス?、などと思っていたがようやくわかった。
MySpaceの会員数を抜き、いまや世界で5億人のユーザーがいるとされるFacebookだった。

「Facebookってどんなの?」などと今更娘に聞きたくないし、かといっていきなり会員登録して使ってみるつもりにもなれない。
そうだ、15日に封切られたはずの「ソーシャル・ネットワーク」を見て、ひとまず周辺情報を固めてみよう!、ということで高崎のイオンシネマへ。

話題作(!?)にしてはお客の入りは悪い。ざっと数えて30人ほど。

映画は、ハーバードに通う天才プログラマが、ガールフレンドに振られた腹いせに作ったサイト(フェイスマッシュ)が話題になり、ハーバード以外の大学へ、学生以外の世代へ、地理的にも世界へと瞬く間に広がっていく過程を描いたもの。

この間、成功したベンチャーにお決まりの内部抗争(創業エンジニアと創業をサポートした実務ビジネス派との確執)、盗作問題、訴訟騒ぎなどが次々に発生し、人間模様が繰り広げられていくが、物語の筋書きはきわめて陳腐なものだった。
ハーバードの大教室でビル・ゲイツが講演している場面があったり、「Apache」「Perl」などのコンピュータ用語がほほえましく使われていたが、最終的にはいい映画を観た後の余韻のようなものは何も残らなかった。

これなら、同じシネコンでやってた「ノルウェイの森」を見ればよかった、などとも思ったのですが、帰り途中に立ち寄った本屋でついFacebook関係の解説本を立ち読みし、帰宅早々Faceへの登録を済ませている自分がいるのでした。

何事も、やってみなきゃわからない!

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