天然岩塩のモノガタリ

弊社担当の公認会計士さんから、エベレストの天然岩塩の話を聞く。
この会計士さんの知り合いに、日本最大の通信企業に勤める人がいて、この人が根っからの冒険家だそうだ。
あちこち出かけて行っては、サバイバルやアドベンチャーを楽しんでいるという。
つい最近もヒマラヤの高山地帯で天然岩塩を大量に仕入れ、それを部屋置きのランプに加工して販売しているそうで、これがインテリアとしてもなかなか好評の様子。
天然の岩塩はマイナスイオン効果もあり、空気の浄化と癒しの効果があるそうだ。
ちょうど今朝のニュースで、栃木県の湯西川(ゆさいがわ?)温泉の話で、たくさん作った小さな雪のかまくらの中にろうそくを入れ、幻想的な光のページェントを観光ねたにしているという話を聞いていたので、この岩塩ランプもなんとなくイメージが浮かんできた。
ネットで「岩塩 ランプ」などと検索してみると、「ソルトクリスタルランプ」などの名前でいくつかの商品が見つかった。
なんだ自分が流行おくれだったのか、と恥じ入ってしまった次第。
エベレストは太古の昔海だったはずで、巨大なエネルギーの造山活動の末隆起した、という話を聞いたことがある。
つまりエベレストの岩塩は、地球創造という悠久の時を刻んできた天然岩塩なので、癒しや高いマイナスイオン効果を持っているなどといわれると、なんとなく納得してしまう。
天然岩塩ランプは、立派な背景情報をもった商品で、改めて「売れる商品とモノガタリ」の関係について再認識した。