お久のブログ、茨城県の岩井というところに仕事できたら…

…なんと帰れなくなってしまいました。

仕事が特に滞ったわけではありません。
仕事は、青果市場に集まってきた商品を、販売先が決まった後に売り先を登録していくiPadのデータベースシステムの納品業務でした。

いろいろなところからやってきた野菜や果物たちは、セリが終了し出荷先が決まると慌ただしくパレットごとにトラックに乗せられて、各地へ出荷されていきます。
フォークリフトが猛スピードで走り回り、売り買いの活気ある声が響く市場の中を、素人がウロウロしていると、結構危険です。
しかし、いわゆるセリの様子を間近で見るのは初めてなので、けっこう面白い。

お客様はこれまで専用のタブレット端末で販売先を登録してきましたが、これを専用端末よりはるかに安く手軽に入手できるiPadで置き換えたいというご希望。

iPad特有の、入力エリアにカーソルが入るとソフトキーボードがビロ~ンと出てくる仕組みが、時間勝負の市場業務で使えるのかどうか若干の不安はありましたが、致命的な問題も発生せずに「とりあえずiPadでも十分行ける!」という手ごたえになりました。

もちろん、実際の業務で使ってみた上でのいくつかの修正要望は出ましたが、FileMakerのデータベースシステムなのでそれほどシビアな修正要求とはなりませんでした。その場で治すこともできなくはないし、持ち帰っても明日の午前中にはメールで送信できる程度の内容でした。

そんなわけで、夕方には岩井(茨城県坂東市)を出て都内経由で帰ろうか、都内では久しぶりに「トロ函」でも寄ってみようかともくろんでいたのですが…。

実はこの坂東市岩井という場所は「陸の孤島」なのです。
最寄りの駅はつくばエクスプレスの何とかという駅なのですが、とても「最寄り」というえる距離にはありません。
バスなど走っている様子もないし、駅までタクシー使えばバカらしいほどの出費になりそう。

その「最寄り」の駅に行ったところで都内から高崎へもそれなりの時間がかかることを思うと、つい帰る意欲がなえてしましました。

そんなわけで、今宵はここに一泊と相成ったわけですが、これまた「最寄りに」宿泊施設がなく、最近やっと守谷という駅の近くに「東横イン」ができたということです。
東横のようなつまらないBHに泊まる気持ちはさらさらなく、どこかにしみじみとした宿ないかなと探してみましたが、「陸の孤島」周辺にはそれらしい施設はありません。

宿泊もできる日帰り温泉施設というのもあって電話してみましたが、空き室がないという理由ではなく「本日の受け付けは終わりました」という信じられない理由で泊まれませんでした。夕方6時のことでした。
長い人生で、こういう理由で泊まれなかったことはないのですが、「陸の孤島」の宿泊施設なら仕方ないと何となく納得。

ようやく「ホテル日本料理・吉春」というところを見つけましたが、周辺には食事できるところも飲み屋もありませんでした。
仕方なく「コンビニ夕食」となりましたが、コンビニの品ぞろえもいまいち。グンマー共和国の住人にも、「???」と感じるような一夜となりました。

コンビニ食だってならばてみれば豪華に見える!?

コンビニ食だってならばてみれば豪華に見える!?

U事工事君! もっとこの辺りも盛り上げてくださいね!

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