iPadを簡単な掲示端末に!FileMakerのレイアウトを一定時間で切り替える方法!

弊社が運営するコワーキングスペースで毎月開催されている「WordPressもくもく勉強会@群馬」にて、2ヶ月程前からFileMakerのウェブビューアを使って簡単な掲示をするようになりました。

掲示といっても、Twitterのハッシュタグ付きツイートの一覧を出しているだけなのですが…

会の最中は「もくもく会」ということもあり、みなさん各々の作業をしてツイートが増えることも稀で、ほとんど動きのないものになってしまいます。

そこで「どうせなら何か別の掲示もしてみよう」と、一定の時間が経過したらレイアウトを切り替えるスクリプトを組んで、掲示にバリエーションを持たせてみました。

FileMakerのレイアウトを一定時間で切り替える

4月のFileMaker勉強会の発表資料です。

今回やりたかったのは「一定時間でレイアウトを切り替える」ことでしたので、「タイマー的な機能があれば、『一定時間』を条件にレイアウト切り替えできるかな…」と考えていました。

まだまだ私は何も調べずにFileMakerのスクリプトをペラペラ話せるほど慣れてはいないので、「filemaker タイマー」等のキーワードで調べて「OnTimerスクリプトをインストール」というスクリプトに出会いました。

「OnTimerスクリプトをインストール」は「~秒後に~のスクリプトを実行する」といった処理が出来るスクリプトになります。

「OnTimerスクリプトをインストール」を使ってどのような処理を行うかをまとめたものが次の画像になります。

OnTimerスクリプトをインストールを使い、一定時間でレイアウトが切り替わるようなシステムを作る

一定間隔でのレイアウトの切り替えには2つのスクリプトが交互に起動するように「OnTimerスクリプトをインストール」でスクリプトを指定してあげるだけです。

思ったより簡単!

起動時にOnTimerスクリプトをインストールを使ったスクリプトをキックする

あとは上の画像のように、ファイルを起動した時にどちらかのスクリプトを実行してあげれば、あとは時間経過で自動でスクリプトを実行し合ってくれます。

発展形はどんなものがあるか

今回作ったものは、「起動したらファイルを閉じるまで操作しない」という前提で作っているので、他のシステムにそのまま流用することは出来ないでしょう。

ただ、以前試したFileMakerでレコードをランダムにソートする方法と合わせてデジタルサイネージ的なものを作っても面白いかと思います。

アイディアはいくつかあるので、今後のFileMaker勉強会でまた試してみたいと思います。

5月のFileMaker勉強会

2016年5月のFileMaker勉強会は5月19日(木) 19:00~ 開催の予定です。

「昼間だと仕事があって参加できなかったけど、夜に開催と聞いて参加してみたよ」と、好評だった夜の開催になります。ぜひご参加ください。

参加登録の方法については弊社Facebookページを御覧ください。

その他のおしらせ

今回の話にも少し登場しましたが、WordPressについての交流・勉強会「WordPressもくもく勉強会@群馬」を毎月最終木曜日 18:30~
、群馬県高崎市のコワーキングスペース「SOMETHIN' ELSE」で開催しています。

個人でブログを運営している方や「会社のWordPressで動いているHPのメンテナンスを任されたけどよくわからないから勉強しに来た」といった半分仕事しに来る方など、様々な方にご参加頂いています。

最新のイベント情報は下記に掲載されていますので、もしWordPressに興味があればご参加ください。