マグロ<<アジ、いわし<<<<カツオ&たこ、刺身考

地中海でマグロの乱獲が問題になっているらしい。
国際何とか機関が、このままではマグロが絶滅しかねない、という警告を発したとラジオが報道していた。
元々日本は世界一のマグロ消費国だが、最近ヨーロッパなどでも寿司がブームになっていて、世界的にマグロの需給が逼迫しているそうだ。
中国での消費もうなぎ登りで増えているらしい。
当然相場も上がり、高く売れるマグロを求めて世界各国から漁船が大量に地中海に繰り出し争奪戦を展開しているとのこと。
確かに「旨いマグロはとても旨い」(当たり前だ!)。
でも、内陸県のスーパーで安売りしている筋っぽく油の乗っていないマグロより、アジ、いわしなどの近海魚のほうが、刺身でも煮ても焼いてもずっと味わい深いと思う。
しめ鯖だってけっこういける。
実は小生、刺身といえば、カツオとたこ派なのだ。
カツオの少し青臭いやつにしょうがやニンニク、玉ねぎ、みょうが、しそなど、ありったけの香味系の野菜をのせポン酢で食べる「のっけもり」は大好物のひとつ。
たこも良く切れる包丁で向こうが見えるくらい薄切りにできれば言うことはない。
マグロの値段がドンドン上がっても、小生の酒肴問題には直接の影響はなさそう。
しかし、値段が上がれば後先考えずにかけがえのない自然資源に殺到する、というのはゴールドラッシュの時代も今も変わらない人間の悲しい性といえるだろう。
さて、今日は弊店間際で半額になっているはずのカツオでも買って帰るとしようか!