オードリー・ヘップバーンの写真展に行ってきました。麗しき三白眼。

ゴールデンウィークの数日の休暇など、あっという間に過ぎてしまいます。

年に数回の麻雀と自宅の網戸貼りをやり、猫といちゃついているだけで終わろうとしている休日に少しばかりの焦りを感じるなかで、高崎高島屋のオードリー展に行ってきました。

招待券があったので「いつかそのうちに」と思っていましたが、開催終了間際の5日の夕方になって、ようやく「その気」になったというわけです。

新作の外国映画をまったくフォローしてないので、自分にとっての映画はずいぶん前に時間が止まってます。
国で言えばイタリアやフランスのモノクロもの、女優ならイングリッド・バーグマン、ジーン・セバーグあたりが好きです。大戦後の市民社会を舞台にしたものや、戦争に引き裂かれる男女のセンチなストーリーが好みです。「鉄道員」「自転車泥棒」「ブーベの恋人」「ひまわり」…そんなところですかね。

閑話休題

オードリー・ヘップバーンの主演映画は、「ローマの休日」「シャレード」くらいしか見ていません。

オードリー展は彼女が主演した映画ごとにスチール写真を展示したもので、映画やファッションに関する少しばかりの説明コメントがあります。写真もコメントも、クレヴィスという出版社から出ている写真集「AUDREY HEPBURN」と大差無いようです。
後で確認してみると、チケットの半券にクレヴィス社の企画制作とあるので、出版プロモのような写真展なのでした。
写真集そのものが安価(税別2,200円・写真集としては安い!)に入手できるので、こちらの方がお得かもと感じてしまいますが、映画のテーマミュージックがバックに流れている会場はそれなりの雰囲気がありました。

写真展で改めて感じたことといえば、

古き良き時代の由緒正しい女優は皆、「三白眼」で白目がとても美しい!

オードリーも、まさにこの「麗しき三白眼」をしてました。

三白眼とは、まっすぐこちらを見つめるとき、瞳の両側と下に必ずきれいな白目が見えるということです。

そして、この白目の白が「#FFFFFF」ではなく、微妙な色が入りまじって結局肉眼には白にしか見えない真白のような味わいをしているのです。

などということを自分で発見したように思い込んでいますが、ネットに聞いてみると同じようなことを考えている人がたくさんいることもわかりました。

そういえば、「国民的美少女」と言われていたころの後藤久美子さんも、この由緒正しい三白眼だったことを思い出します。

結論も主張もない、連休最終日の備忘録のような投稿でした。

高崎高島屋のオードリー展、明日7日までです。