高崎のプラネタリウム、銀河鉄道の夜

20090307

星を眺めてロマンチックに物思う、幽玄の宇宙に深い思いをはせる…。

そんな豊かな詩情の持ち主ではさらさら無いのですが、何となく気になり高崎の少年科学館の中にあるプラネタリウムで「銀河鉄道の夜」を見てきました。

もちろん宮沢賢治の原作をモチーフにした作品ですが、KAGAYAというディジタルアーティストが360度のスクリーンに描き出す銀河鉄道の世界は、まるで自分が壮大な宇宙の真っ只中に投げ出されたような気分になる圧倒的な迫力でした。
やっぱり「マクロなコスモスには絶対に神がいる!」と痛感しました。

宮沢さんもKAGAYAさんも、そんなマクロコスモスの真実と芸術心(ミクロコスモス?)との間に通い合う何かがあって、こんな幻想世界を創り上げたのでしょう。

凡人は、天才たちの思索を形になってから楽しむのみです。

「銀河鉄道の夜」は、今年の春の番組で5月まで見られるようです。
一般入場料310円なら、また何回か見たい作品だと思いました。

http://www.t-kagakukan.or.jp/list/09spring/09spring.gintetu.html

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