映画「私の男」を見に行きたいんですが…。

しばらくブログを書いていなかった。

特別な理由があるわけではなかったが、ワールドカップの日本代表にがっかりさせられ、何となくその気になれなかったのだ。
日本チームが予選を戦っているときに何か書けば、当然にその試合ぶりのことを書くことになる。
そして必然的にボヤキが多くなる。
いわく、「香川精彩ないよな…」とか「やっぱり大久保じゃ…」とか、「せっかく召集したのになぜ齋藤学を出さん!ザック」とか、ボヤキ満載のブログ書いていると気分まで落ち込んでくることがいやだった。

決勝リーグも準々決勝が始まりすばらしいゲームが続いている。
ボール扱いやパス回しのテクニックだけでなく、4年の時間と国を背負う想いがぶつかり合う肉弾戦は迫力が違う。

もともと、動物の胃袋に詰め物をしたものを対立する村同士が相手の陣地に蹴りいれることで、「戦争の代わり」に生まれたとされるサッカーゲームの真髄を見るようで、やはり鎖国260年、平和ボケ感のある日本人が強豪国とまともに戦えるなんて、幻想にすぎなっかた?
いかつい髭面に入れ墨の列強チームの男たちを見ると、香川とか柿谷とかの顔つきが、幼く、可愛く、限りなく頼りないものに見えてしまうのは、小生だけだろうか?これじゃなめられてしまう!

閑話休題

言葉はありません!

言葉はありません!

桜庭一樹原作の「私の男」がモスクワ映画祭で高い評価を受けた。

直木賞を取った当時にこの小説を読み、男と女の深~~~い世界に衝撃を受け、「一樹」という名前の作者が女性だったことにさらに驚いたものだが、これは映画にしてもらいたいけど表現的に不可能かな?、などと感じてもいた。

性と聖、死を扱ったGバタイユを思い起こされ、まだ若かったはずの桜庭一樹のような小娘に何でこんな世界が描けるのか不思議でしかたなかったのだ。

「私の男」からの流れで、「砂糖菓子の弾丸…」「少女七竈…」など、一時期、集中的して桜庭さんを読んでいたものだ。(この辺りの本、コワーキングスペース「Somethin’ Else」のそろってますので、読みたい方はどうぞ!)

というわけで映画「私の男」はぜひ見てみたい!
この人以外にいないかな?、とも思う浅野忠信や主人公・くさりのはなを演じる二階堂ふみの演技を、ぜひ見てみたい!

と思って近隣の劇場を探すが、伊勢崎で1日1回夕方しかやっていない模様。

仕方ないので、都内にでも出かけてみようか?

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