オリオン座流星群。

早めに家に帰り、クライマックスシリーズで「よしよしGは負けてるな!」などと焼酎をしこたま飲んでいたら、いつの間にか眠ってしまいました。
8時を少し過ぎたくらいの時間だったと思います。

目が覚めたら夜中の2時、もちろんこのままもう一度寝てもいいのですが、確か今夜はオリオン座流星群がピークのはずと庭に出てしばらく空を見てみました。

天気がいいので星がたくさん見えます。
しかし、どっちの方角を見ればいいのかわからず、ただ漠然と東の方角をぼんやり眺めていました。

それらしき流星が見当たらないので「風邪引かないうちに引き上げよう!」としたときに、薄ぼんやりと点滅しているかすかな光が見えます。
しばらくその星を集中して見ていると、ゆっくり右の方に移動しているのがわかりました。
「流星」というくらいだから一瞬のうちに文字通り「流れる」のかと思っていましたが、まるで夜間飛行の飛行機の点滅のように見えました。
同時に2つ見えたのでおそらく飛行機ではなく、これが「流星群」なんだろうと寒さを我慢してしばらくもの思いにふけりました。

坂本竜馬の妹が流星を見たすぐ後に背中にたてがみの生えた奇妙な男の子が生まれ、後に時代を動かした人になったという話や、高崎に昔あった「オリオン座」という映画館のこと、果てには松田聖子の歌で「流星ナイト」なんてのがあったっけ…など、とりとめもないことをあれこれ考えてました。

それにしても、都会と違いみなが寝静まる田舎の夜には、日中聞こえないいろいろな音が聞こえるものだな、と思いました。

電車が走る音、遠くの工場が操業しているらしき音、犬の遠吠えから風が流れ木々がそよぐ音…、なんとなく地球がゆっくり回っているような音まで聞こえるような気がしました。

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