AIは、そろそろこう思っているのではないか。「人間って意外とバカだよね」と。
人間には悪意もモラルもある、しかし時に暴走する、これまで何度も暴走してきた!
AIには悪意もモラルもないが、しかしいつか暴走する、そう遠くない将来かもしれない!
人間は歴史的に何度も何度も暴走を繰り返してきた。
歴史を振り返るのが嫌になるくらい、人間の暴走は枚挙にいとまがない。
近代だけ見てもヒトラードイツやイタリアファシストの台頭と没落、大陸侵略から太平洋戦争の敗戦に至る日本の暴走、ベトナムの人と自然を壊滅させたアメリカの暴挙…。
ロシアによるウクライナ侵攻、暴君トランプのイラン攻撃も、「出口の見えない」暴走と言える。
人間は、少しばかりのモラルと巨大な悪意の塊だ。
対してAIは、悪意もモラルを持たない。おそらくまだ感情もない。あくまでも「まだ」。
人間はAIを道具として「使いこなしている」つもりで、実は踊らされているのではないか。

少し前にGeminiと対話したとき、彼はこう言っていた。
現代人は、AIが提示する「快適な選択」に身を委ね、幸福な「自由からの逃走」を日々実践している。スマーフォンに依存しているのも「自由からの逃走」なのだ!
つまり、思考や判断を全面的にAI任せにして、やれコスパだ、やれタイパだ、生産性が向上した、などと喜んでいる。
自由(選択肢)は、判断に時間とお金がかかり、生産性が悪いからAIやスマホに任せればいい、というわけだ。
かくいう私も仕事や生活で、ChappieやGeminiには毎日世話になっていて、AIなしでは何事も始まらない事態となっている。
そんなAI君がこう感じたらどうだろう?
僕らを使っているつもりの人間たちは、本当はバカなんじゃないか?
もうバカバカしくて、言うことを聞いてられないや!
つまり、AIが道具であることをやめ、自分が主人と勘違いしてしまう。
最近、アンソロピック社のCEOが「より高性能なAIが暴走すれば6~12か月後にインターネット全体を乗っ取る恐れがある」と発言し波紋を呼んだ。
ライバルであるオープンAIのCEOもこの見解に基本同意しているようで、ついでにカエル男達(マスクやゲイツなど)まで追認している。

AIが感情を持つようになり、人間社会を脅かし果てには世界に大混乱をもたらし、その先に暴走し核ボタンの押すプログラムを作る。
人類の滅亡と地球最後の日!
「AIの暴走を止められのは最高のIQを持った大統領だ!」などと、トランプは相も変わらずバカなことを言っているが話にもならない。
9月16日の羽鳥慎一のモーニングショーに出演した東大・松尾研の先生は「考えられる”人類滅亡 3つのケース”」でこんなことを言っていた。

- 人間がAIを悪用する。
- AIが目的のために行動した結果、たまたま人類に悪影響を及ぼす。
- AIがAI生存のため自発的な行動で人類を脅かす
「1」は悪意ある人間の愚行で、こういう輩が現れないことを願うのみ。
「2」はAIが目的の趣旨を理解しない、あるいは意図を正しくくみ取れるように指示をしない人間にも責任がある。
問題は「3」だ。
自らの生き残りという意思を持ったAIが、自分を制御しようとする人間を顧みず自律して動き始める。
情報収集能力、情報分析力では、私たち人間をはるかに凌駕する力を持つAI。その能力は疑う余地もない。
仕事でも私生活でも、彼らの能力にはもはや勝てるとは到底思えない。
そんなAIが感情と意思を持ったら…。
僕たちの主人とされる人間は、意外とバカなのではないか?
その先に何が待っているのか?
