自動麻酔記録ソフトウェア「paperChart」の導入サポート・カスタマイズを行いました

スタッフブログの更新が、だいぶご無沙汰になってしまいました。ちゃんと日々活動していますのでご安心ください(笑)

さて、先日とある病院様向けに paperChart を活用したシステム一式の納品をしてきました。

paperChart を手掛けた案件は弊社にとっても初めてでしたので、良い経験になったとともにとても便利なソフトウェアとして、ここでご紹介してみたいと思います。

paperChart って何?

paperChart は神戸海星病院麻酔科の越川正嗣先生が作られた自動麻酔記録ソフトウェアで、フリーソフトウェアとして公開されているものです。

麻酔科医の立場で作成されたソフトなので、手書きの麻酔記録のような直感的な操作方法が非常に使いやすく、現場での利用実績もすでに全国で沢山あるとのことです。

ではその自動麻酔記録ソフトとはどういうものか?簡単に説明すると、手術で麻酔をかけた時に患者さんの心電図、心拍数、血圧、脈拍といったバイタル情報をモニタリングする生体情報モニターという機器があるのですが(よくドラマのワンシーンに出てくる心拍数を図っているあれです)、その機器から生体情報を取得して記録したり、画面上にチャートとして表示したりすることができるソフトです。

※ paperChart のチャート画面イメージ
paperChart

paperChart は、多くの生体情報モニタをサポートしていることもその特徴で、マニュアルによると以下の機種が対応機種として紹介されています。

  • Philips IntelliVue
  • GE(marquette) Solar8000/Eagle
  • GE(marquette) DASH
  • GE(DatexOhmeda) S/5
  • 日本光電 BSM5100
  • 日本光電 BSS9800
  • オムロン・コーリン BP608 BP508
  • Draeger Infinity(Gamma/Delta/Kappa/Vista series)
  • フクダ電子 DS-7xxxOR/DS-85xx
  • BIS Aspect2000
  • 心拍出量モニタ Vigileo/Vigilance
  • Draeger 麻酔器(Fabius,Tiro,Julian,Cato)
  • テルモ シリンジ/輸液ポンプ(TE-371/352/332/312/171/161/131

機能面についてですが、実は作者の越川先生が残念ながら亡くなられてしまったため、現在は開発が止まっていたり、またオープンソースではないためソフトウェアについて非公開部分も存在する、といった課題が一部あります。

ただ、すでに「枯れた」ソフトウェアとして安定した品質・機能をすでに備えていますので、将来的に業務が大きく変わる変革でも起きない限りは、安心して使うことができそうです。

また、多くの要素がテキストベースの設定ファイルを元に動作する仕組みになっているため、画面の文言やコントロールの位置といった見た目に関わる部分はもちろん、マスタデータや画面の挙動といった内部的な部分まで、かなりのカスタマイズが可能になっている利点もあります。

今回の案件でやった内容

今回、弊社で手がけた案件は、paperChart のセットアップ作業および外部プログラム連携機能のカスタマイズ、というものでした。

お客様の病院では外部システムである電子カルテ側で患者情報を管理しているのですが、paperChart の患者情報入力操作時にその患者情報を利用したいという要望があったため、電子カルテの患者情報を検索できるアプリケーションを別途作成し、paperChart からはそのアプリケーションを呼び出して患者情報をコピーできるようにするというのがカスタマイズの内容です。

※ カスタマイズ部分のシステム構成イメージ
paperChartシステム構成

paperChart は、特定のコマンド実行時に外部プログラムをキックするよう設定ファイルに記述することができるようになっていたので、患者情報画面の起動に合わせて患者情報検索アプリケーションを実行するような仕組みを実現することができました。

導入にあたり苦労した点

生体情報モニターと paperChart の動作検証

今回の病院で使用する生体情報モニターは、下記の2機種でした。

  • オムロンコーリン BP608
  • GE(DatexOhmeda) S/5

弊社では生体情報モニターを所有していませんので、paperChart と接続して動作検証をするには現場で行うしかありません。

初めは RS-232C ケーブルで機器同士を繋ぐだけでいけるだろう位に高をくくっていたのですが、

  • 事前の動作確認用に用意したシリアル通信モニタリングソフトだと通信が取得できない・・・
  • BP608 は RS-232C ケーブルだとデータが取得できない・・・
  • S/5 はどの端子と接続するのが正しいか分からない(公式情報が無い)・・・
  • 本番で使う PC に RS-232C 端子が付いていないことが分かり、USB-シリアル変換ケーブルでの再確認が必要に・・・

など、色々と紆余曲折、試行錯誤を繰り返した末にようやく動作する状態まで達することができました。

なお、最終的に接続確認が取れたのは下記の構成です。

  • BP608
    • オムロンコーリン別注の専用ケーブルが必要
    • 背面の「麻酔表記録装置」端子に専用ケーブルを接続する
  • S/5
    • RS-232Cケーブル(クロス)が必要
    • 背面の X8 端子にケーブルを接続する

paperchart

※ BP608 背面の「麻酔表記録装置」端子に専用ケーブルを接続している様子。
生体情報モニタ

※ S/5 背面の X8 端子にケーブルを接続している様子。
生体情報モニタ

また間接的な面で、現場が忙しい手術室ですのでスケジュール調整が難しかったり、緊急の患者が入ったりして予定の作業が中止になったりすることがしばしばありました。

こういった時間調整の難しさは患者さんあっての現場なので、医療系システムに関わる以上は宿命とも言える問題ですね。

外部プログラム連携

前提として、paperChart はソース公開はされていませんので、設定ファイルでカスタマイズできる範囲外のことまでできるわけではありません。

今回、別途用意した患者情報検索アプリケーションから、paperChart の画面に患者情報を複写できるようなI/Fは元々用意されていません。(もしI/Fの存在を知っている方がいましたら教えてください!)

そこで、複写先の患者情報画面および各フィールドのハンドルIDを調査し、Windows API の SendMessage 関数でデータを送信する方式で要件を実現しました。

ちなみに患者情報検索アプリケーションは Visual Basic 2012 で作成、ハンドルIDの調査には WinID というフリーソフトウェアがなかなか便利でした。

まとめ

導入するにあたって、初めて paperChart を見た先生が詳しい説明をするまでもなくごく自然に画面を操作していたことや、これまで手書きで麻酔チャートを記録していた看護師の方が paperChart が表示するチャートを違和感無く眺めている様子をうかがうことができたのはとても印象的でした。

弊社は導入支援というシステム目線でずっと関わっていたので気付きにくかったのですが、やはり paperChart は麻酔科医の経験に裏付けされた、実践的で使い勝手の良いソフトウェアなのだと実感させられました。

弊社では今後も paperChart 導入サポートを継続して行っていきたいと考えています。

安価で使い勝手の良い麻酔記録システムに興味がある方がおりましたら、ぜひお気軽に弊社にお問い合わせください!

FileMaker Serverをfmsadminコマンドでメンテナンスする

FileMaker

FileMaker Server のメンテナンスには通常Webインターフェースの Admin Console を使っていますが、ある日突然エラーを発して起動しなくなる状況に見舞われました。

ところが、翌日お客様に見せるシステムのメンテナンスを急いでする必要があったにもかかわらず、なかなか原因が分からず解決しない!(忙しい時に限ってトラブルが起きるのがシステム開発ですが・・・。)

何か解決策を探っていたところ、fmsadmin というコマンドラインベースの管理ツールがあることを知りました。

例えば、Mac であれば Terminal アプリなどでコンソールを開き、fmsadmin コマンドを実行すれば Admin Console と同様の操作が実行できるというものです。

fmsadmin の使い方

今回は FileMaker Server で動作しているデータベースの差し替えをしたかったので、次のような手順でメンテナンスをしてみました。(動作環境は FileMaker Server 12 です。)

現在開いている FileMaker ファイルの一覧を詳細表示する。

$ fmsadmin -s list files

差し替えする対象の FileMaker ファイルを閉じる。

$ fmsadmin close <ファイルID>

<ファイルID>は先の一覧詳細で取得したもの。

FileMaker ファイルを差し替える。

$ cp /path/to/new_file.fmp12 /Library/FileMaker Server/Data/Databases/target_file.fmp12

※ FileMaker ファイルを Finder から差し替えたときには、ファイルの権限が変わっていないか注意してください。(他のファイルと同じか見ると良いです。)権限によっては、次の open コマンドでエラーが出てしまいます。

差し替え後の FileMaker ファイルを開く。

$ fmsadmin open <ファイルID>

これでファイルの差し替えができました。これは Admin Console 上で、データベースを閉じる→開く操作をしたのと同じことになります。

Admin Console でできることは fmsadmin でもできるので、他にも沢山コマンドは用意されています。詳しくは FileMaker のヘルプをご覧になってみてください。

FileMaker Server をメンテナンスする立場の方であれば、Linuxをコンソールで操作する機会も多かったりして、こういうコマンドラインツールの方が使いやすいという方もいるんじゃないでしょうか。

とにかく、覚えておくと何かのときに役立つ便利なツールだと思います。

photo credit: Malabooboo via photopin cc

FileMakerでQRコード作成やQRコード読み取りをするいくつかの方法

QRコード

FileMaker でQRコードを作成したり、読み取りをしたりといった機能を作る機会があったので、そのときに試した方法をいくつかご紹介してみたいと思います。

QRコード生成について

テキストフィールドに入力された文字列から QR コードを表示させます。

FileMaker には商用ソフトで QR コード作成プラグインもあったりしますが、今回はお金のかからない方式で考えてみました。

なお、開発環境は下記の通りです。

  • Mac OSX
  • FileMaker Pro 12

1. Google Chart API を使う方法

Google Chart API を利用する方法です。既存の公開 API を利用するだけなので、一番手っ取り早い方法かと思います。

レイアウトにテキストフィールドとWebビューアを配置して、下記のようなURLを指定します。

"http://chart.apis.google.com/chart?cht=qr&chs=200x200&chl=" & テーブル名::フィールド名

これで、テキストフィールドを変更するたびに、Web ビューアに QR コードが表示されます。

当たり前ではありますが、Google Chart API を使うにはインターネットに接続された環境であることが前提となります。

この方式は HTTP リクエストを実行するだけなので、例えば QR コードを返す Web アプリを作ってしまえば、閉じられたネットワーク環境でも同様のことはできます。

PHP であれば、この辺りのライブラリを利用して QR コードが結構簡単に作れてしまいます。

2. libqrencode を使う方法

オープンソースの QR コード生成ライブラリ libqrencode を使う方法です。

まず、 qrencode という実行コマンドをインストールしておきます。

# wget http://fukuchi.org/works/qrencode/qrencode-3.4.2.tar.gz
# ./configure
# make
# make install

FileMaker では、下記のように AppleScript から qrencode を実行するスクリプトを指定して、QR コード画像ファイルを生成します。

"do shell script \"cd " & $apppath & ";/usr/local/bin/qrencode -o output.png " & テーブル名::フィールド名 & "\""

あとは、「ピクチャを挿入する」スクリプトで画像ファイルをオブジェクトフィールドに表示させます。

ちなみに、 Windows 環境であれば、同サイトから qrencode-win32 というライブラリをインストールすると qrcode.exe という実行ファイルができるので、それを実行する形で同様な仕組みができます。

2014/8/27追記

Windows 環境での qrencode-win32 の使い方について、お問い合わせを頂きましたので追記しておきます。

※ qrencode-win32 はこちらからダウンロードして「C:\Program Files\QRCodeGui\qrcode.exe」にインストール済みとします。

スクリプトの「Event を送信」でオプションの計算式に、以下のような文字列を指定します。

"\"C:\Program Files\QRCodeGui\qrcode.exe\" -o \"C:\path\to\output.png\" "
& テーブル名::フィールド名

あとは、上のスクリプトを実行すれば C:\path\to\output.png に画像ファイルが作成されます。

QRコード読み取りについて

FileMaker Go から QR コードリーダーアプリを起動して、 QR コードを読み取る処理を試してみました。

ネットで評判の良かった幾つかのアプリを試してみたうち QRdeCODE、pic2shop で確認が取れたやり方となります。

開発環境は下記の通りです。

  • Mac OSX
  • FileMaker Pro 12
  • ( QR コード読み取り時)FileMaker Go 12

1. QRdeCODE を使う方法

QR コードの開発元であるデンソーから提供されている QR コードリーダーアプリです。読み取り能力は高いし、高速だし、¥170円で十分元が取れるアプリだと思います。

まずFileMaker で、任意のスクリプトを作成し、次のような URL を開く処理を指定します。

"QRdeCODE://fmp://$/" & Get ( ファイル名 ) & "?script=scan_qrdecode&param="
  • 「QRdeCODE」は QRdeCODE の URL スキーム名です
  • 「fmp」は FileMaker Go 12 の URL スキーム名です
  • 「scan_qrdecode」は コールバックスクリプト名を指定します

このスクリプトを実行すると、QRdeCODE アプリが起動します。

また、scan_qrdecode という名前でスクリプトを作成します。 scan_qrdecode の中で「Get ( スクリプト引数 )」を指定すれば、 QRdeCODE の読み取り結果を取得することができます。

2. pic2shop を使う方法

ネット上でも FileMaker との連携実績をよく見かけるアプリです。こちらは無料アプリです。読み取る位置にバーが表示されるのが、なかなか使いやすいリーダーです。

QRdeCODE と同様に次のような URL を開くスクリプトを作成します。このスクリプトを実行すると pic2shop が起動します。

"pic2shop://scan?callback=fmp%3A//%24/" & Get ( ファイル名 ) & "%3Fscript%3Dscan_pic2shop%26param%3DQR"

あとは、 scan_pic2shop という名前のスクリプトを作成し、「Get ( スクリプト引数 )」で QRdeCODE の読み取り結果を取得できるのは一緒です。

サンプルアプリ

上記の処理が動作するサンプルアプリは、githubに公開してますのでご自由にお試しください。

他にも色々方法があると思いますが、皆さんのオススメの方法などありましたらぜひ教えてください!

photo credit: Fabrice de Nola via photopin cc

コワーキングスペース事業のWebサイト、Facebookページを作成しました。

コワーキングスペース

社長ブログの方でちらほらアナウンスされてますが、弊社ではコワーキングスペースを近日オープンすべく準備を進めているところです。

その本体のオープンに先がけてWebサイト、Facebookページを作成しました。

群馬県高崎市で新しい何かが生まれるコワーキングスペースSOMETHIN’ ELSE
http://somethingelse.jp/

SOMETHIN’ ELSE Facebookページ

これらのWebサイト、Facebookページを大いに活用して、コワーキングスペース事業を盛り上げていく案をいろいろ考えていますので、皆さんぜひチェックしてみてください!

USTREAMで録画済みビデオを別の番組に移動するのにちょっと手間がかかった件

USTREAM
さて、前回に引き続いてのUSTネタです。

先日のエントリでも少し書きましたが、初めてのUSTREAM配信での失敗の一つに、テスト用に作っていた番組に誤ってビデオを配信してまうというのがありました。

録画するときに、始まってしまう!早くしなきゃ!と慌ててしまい、つい本番用ではない別の番組を選択してしまったんですね。

後日、バラバラに保存されていた録画済みビデオを本番用の番組にまとめようとしたのですが・・・意外にもUSTREAMのWeb管理画面で番組間のビデオ移動をする機能が無い!?

仕方が無いので結局試行錯誤しながら手作業でビデオの移動をすることになったのですが、そのときの作業メモをまとめてみます。

作業メモ

作業の大まかな流れは次の通りです。

  1. 録画済みビデオをダウンロード
  2. ビデオを移動先の番組で配信
  3. 配信後、移動先の番組にビデオが保存される

回りくどい作業ではありますが、こういう手順を踏む必要があるようです。

録画済みビデオをダウンロード

まず、事前にUSTREAMのWeb管理画面から、番組 → 録画済みビデオ一覧を開き、移動したい録画ビデオをダウンロードします。

なお、「ダウンロード」ボタンからだとFLV形式でファイルがダウンロードされますが、後述で使用するUstream ProducerというソフトでFLV形式が読み込めないため、「…」ボタンから「MP4ダウンロード」を選択し、MP4形式でファイルを取得しておきます。

USTREAM管理画面

ビデオを配信

ビデオの配信にはUSTREAMから提供されている Ustream Producer を使いました。

Ustream Producer は音楽や効果など動画編集を入れながらUSTREAM配信ができるソフトです。機能限定版であれば無料で使えます。

http://www.ustream.tv/producer?lang=ja_JP
Ustream Producer

上記サイトから、Ustream Producer(無料版)をダウンロードしてインストールします。

Ustream Producerを起動したら、下記の手順でビデオの配信を行います。

  • 移動したい先の番組を選択する。
  • デフォルト表示されているブランクショット、マイクは削除しておく。
  • 「ビデオショットを追加」からダウンロードしたMP4ファイルを開く。
    • 開いたビデオショットをクリックすると動画再生が開始するので注意(フリー版だと頭出しができずループ再生し続けるので面倒なのです。)
  • 「配信の開始」をクリックして配信開始する。
  • 「録画の開始」をクリックして録画開始する。
    • 配信開始後、配信時間のタイマーが動き出してからでないとクリックできないので注意。
  • ビデオショットをクリックしてビデオ再生を開始する。

Ustream Producer

ビデオの再生が終わったら「配信の停止」をクリックして配信終了します。USTREAMのWeb管理画面から、別の番組にビデオが保存されたことが確認できるはずです。

配信・録画・動画再生を手動で開始する形になるので、タイミング合わせる作業がちょっと面倒でした。私もトライ&エラーで何度か試しながら、何となくコツをつかみました。

それにしても管理画面でビデオの移動さえできればあっさり解決している話なのですが・・・バージョンアップに期待しています!

photo credit: Scott Beale via photopin cc

創立記念パーティーでのジャズライブをUSTREAM配信してみました

USTREAM配信
先週末、弊社の創立記念パーティーが開かれました。お忙しい中ご参加頂いた皆さま、どうもありがとうございました!

その様子は社長ブログに投稿されてますので、ぜひご覧になってみてください。

さて、パーティーではジャズシンガー横山未希さんらのユニットによるミニライブもあり、せっかくの機会なのでFacebookページからUSTREAMでライブ配信をしてみました。

実はUSTREAM配信をするのは初めてだったりして、いろいろ不手際が多かったのですが・・・今後の糧ということで、やったことをざっくりまとめてみたいと思います。

ライブ配信の構成

環境面ではこのような構成で行いました。

1. 配信サイト

USTREAM Facebookアプリを使ってFacebookページ内にUSTREAMページを作成、「いいね!」してもらえばそこからライブが見られるようにしました。

2. 配信端末

最低限のリソースでどの程度できるかというわけで、最もお手軽な手持ちのiPhone+公式アプリでやってみました。

3. 通信環境

  • WiMAX

インターネット回線にはWiMAXを使いました。接続速度が心配でしたが、現場では上り367Kbps程度の速度が出ていました。配信には少なくとも500Kbps程度、安定させるには2Mbps程度が必要という話がありますので、それからするとちょっと心もとない感じです。
回線速度測定結果

KPTふりかえり

実際にライブ配信をやってみて、気付いたことをざっくりふりかえってみます。

Keep(良かったこと)

  • USTREAMのiPhoneアプリは使いやすい。
  • 動画としても残せたので後からみんなに見てもらえる。
  • やってて楽しかった。

Problem(問題だったこと)

  • 事前の告知不足もありリアルタイム視聴者がいなかった(視聴者0人の状態で撮り続けるのは結構寂しい。)
  • 配信品質を確認する別環境を用意して無かった。
  • iPhoneアプリの練習不足で複数撮った動画が別番組に保存されたり、SNSへのメッセージ投稿ができなかったり・・・。
  • ノープランだったので、撮影する場所とか撮影時間とかいきあたりばったり。

Try(次回はこうしたい)

  • 事前に回線状況は確認しておく。
  • 複数の端末・回線を用意して配信状況を確認できるようにする。参加者も一緒に見られるのできっと楽しい。
  • スマホ用三脚みたいのがあると撮影で手振れしなくていい。

それにしても、私はジャズの生演奏を聞くのが初めてでしたが、めちゃカッコ良かったですね!

ライブ配信した動画は、弊社Facebookページに「いいね!」してもらえれば誰でも見られますので、興味のある方はぜひご覧になってみてください!

フェアマインドFacebookページ
USTREAM配信

別ドメインから社長ブログの過去記事を移行した話

データ移行

こんにちは、高木です。

さて、フェアマインドでは当スタッフブログと並行して、社長ブログを公開しています。

以前から社長は別サイトにてブログ(以下、旧ブログ)を公開していたのですが、今回フェアマインドの社長ブログ(以下、新ブログ)立ち上げに伴って、旧ブログの過去記事もこちらに移行しています。

そもそも初めは作業コストを考慮して、全く新規に社長ブログを立ち上げただけだったのですが・・・、後になって過去記事も沢山の人に見てもらいたい!という社長の意向を受けて、移行を実施することになりました。

データ移行

マイナーバージョンは違いましたが旧・新ブログともWordPressの3系を使っているので、データの移行自体は標準のXMLエクスポート→インポートで問題無くできました。

301リダイレクト

各記事の301リダイレクトについてですが、今回は新・旧ブログで下記のようにパーマリンク構造を変えたため、その対応が必要になりました。(移行考えてなかったのでURL設計も雑でした。反省。)
・旧ブログ:http://old.example.com/?p=%post_id%
・新ブログ:http://www.fairmind.jp/president/%year%/%monthnum%/%day%/%post_id%

なまじ投稿日などを入れ込んでしまったため、プラグインを使った単純なリダイレクトができません。エクスポートXMLのデータからmod_rewriteの設定を書きだす、簡単なPHPスクリプトを組んで対応しました。

<?php
// WordPressのエクスポートXMLファイル
$file = 'wordpress.2013-05-21.xml';

// XMLファイル読み込み
$object = simplexml_load_file($file);

$output = ""; 

foreach ($object->channel->item as $item) {

    // 旧URLの投稿idを取得
    // 例)http://old.example.com/?p=123 から 123 のみ取得
    $id = substr($item->link, 26);

    // パーマリンクに合わせて新URLを取得
    // 例)http://www.fairmind.jp/president/2013/05/21/123
    $url = 'http://www.fairmind.jp/president/' . date("Y/m/d/", strtotime($item->pubDate)) . $id;

    // Redirect記述を作成
    $output .= "RewriteCond %{QUERY_STRING} ^p={$id}$\n";
    $output .= "RewriteRule ^$ {$url}? [R=301,L]\n";
}

$output = "<IfModule mod_rewrite.c>\n"
        . "RewriteEngine on\n"
        . $output
        . "</IfModule>\n";

file_put_contents('htaccess.txt', $output);

PHPスクリプトを実行すると、次のようなテキストが出力されるので、これを.htaccessに設定します。

<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine on
RewriteCond %{QUERY_STRING} ^p=186$
RewriteRule ^$ http://www.fairmind.jp/president/2004/11/16/186? [R=301,L]
RewriteCond %{QUERY_STRING} ^p=188$
RewriteRule ^$ http://www.fairmind.jp/president/2004/11/18/188? [R=301,L]
RewriteCond %{QUERY_STRING} ^p=189$
RewriteRule ^$ http://www.fairmind.jp/president/2004/11/19/189? [R=301,L]
  ・
  ・
  ・
RewriteCond %{QUERY_STRING} ^p=1285$
RewriteRule ^$ http://www.fairmind.jp/president/2013/04/17/1285? [R=301,L]
</IfModule>

.htaccess設定後、リダイレクト検証ツールにて、ちゃんと301リダイレクトがされていることも確認できました。

いざ作業を始めてみたら移行した記事は466件もありました。社長の思いも果たせたし、新会社サイトのページボリュームを付けるのにも役立ったし、結果的にやっといて良かったと思います。

弊社の社長ブログ、ジャンル問わず色々な話題に触れていてなかなか面白いですので、ぜひご覧になってみてください!

photo credit: Håkan Dahlström via photopin cc

WEBノウハウ・シェア2013に参加してきました。

Webノウハウシェア

こんばんは、高木です。先週の金曜日「WEBノウハウ・シェア2013」というイベントに参加してきました。

企業のWeb担当者、Web制作を手がけるエンジニアの両側の視点からWebサイトについて考えよう、といった内容のイベントです。

全体的には、

  • Webサイト制作時に気を付けることは?
  • Webサイト発注時の業者の選び方は?
  • RFPちゃんと用意してますか?

といった、主にWeb担当者・発注側の観点を軸にした話が多かったように思いますが、自分からすると普段と逆の目線でエンジニア・受注側を見つめ直す良いきっかけになりました。

はたして自分はお客様にWebサイトのあるべき形を提案できているか、お客様からどういう業者に見られているか、またどう評価されているか・・・常日頃そういった心を忘れてはいけませんね。

イベント後には懇親会にも出席し、そうそうお会いできない著名な方々とも名刺交換させて頂いたり、お話をさせて頂いたりと貴重な時間を過ごしてきました。

外からいい刺激を受けて、今後の弊社のプロダクトに生かしていきたいと思います!

急がば回れ。FileMakerのチュートリアルをやってみた。

FileMaker

こんにちは、フェアマインドの高木です。

社内の観葉植物が最近元気が無いようです。暑さのせいとかあるんでしょうか。メンテナンスのコツをご存知の方、アドバイスをお願いします!

さて、社長から機能追加の案件を一件振られて、久しぶりにFileMakerをさわることになりました。

Access VBAでガリガリアプリを組んだ経験は結構あるので、その延長線でこなせるかと思いきや、意外とどの操作でどう動きが変わるかという機能の概念的な部分が引っかかり、なかなか作業が進みません。。

思えば、自分が1度だけFileMakerを扱ったのは、前々社にいた頃でもう6年程前のことです。記憶もかなり薄れてますし、FileMakerもバージョンが上がり機能もだいぶ変わってるはず。

弊社はFileMakerの案件も多く持っており、今後も継続して関わることになるはずなので、まずは基本から学ぶことにしました。

今回使うのは FileMaker Pro 12で、この場合「インストール先/日本語エキストラ/マニュアル(PDF)/fmp12_チュートリアル.pdf」にチュートリアルが格納されているのでこれをやってみます。

なお、チュートリアルの構成はこのような感じ。基本的な機能が網羅されている内容です。

  • レッスン1 FileMaker Pro の基本事項
  • レッスン2 ブラウズモードでの情報表示
  • レッスン3 レコードの検索とソート
  • レッスン4 データベースの作成とレコード入力
  • レッスン5 表示方法のカスタマイズ
  • レッスン6 表レイアウト、ラベルレイアウト、手紙テンプレートの作成
  • レッスン7 データ入力の効率化
  • レッスン8 ボタンとスクリプトによる処理の自動化
  • レッスン9 レポートの作成と実行
  • レッスン10 データのグラフ化
  • レッスン11 リレーショナルデータベースの設定
  • レッスン12 データの共有と交換
  • レッスン13 FileMaker Pro でのデータの保護
  • レッスン14 データベースのバックアップ

一通りこれに沿ってざっくり手を動かしてみたところ、FileMakerでできる機能が俯瞰でき、またスクリプトの使い方、ポータルという概念、フィールドの計算・集計タイプやら、初めによく理解していなかったことが随分とクリアになりました。急がば回れとはこのことですね。

このチュートリアルはサンプルも付いていてすぐ動かせるし、複雑な内容も特に無く、システムに携わっているような方なら2、3時間あればこなせる分量です。

社内でいきなりFileMakerを振られてどうしよう、と困っている方がもしいましたら、こちらを試してみてはいかがでしょうか?

photo credit: Malabooboo via photopin cc

社内の開発環境を構築中です。

VMware ESXi

こんにちは。株式会社フェアマインドの高木です。

先日、社長が持ち帰った七福神あられが美味しくて、おやつに立て続けに10個くらい消化してしまいました。食べ始めると止まりませんね。

さて、今日は社内の開発環境構築をしていました。

業務開始からもう半月が経ちますが、案件の調査や資料作り等を優先でしていたこともあり、ようやく開発周りの作業に着手した次第で・・・。

自由に使える64bitマシンが1台割り当てられたので、まずハイパーバイザーとしてVMware ESXi 5.1.0をインストールしました。

次に、仮想マシンでUbuntu 12.04 LTS、CentOS 6.4をそれぞれ作成。Ubuntuには医療系業務で使うORCAの日医標準レセプトソフトをインストール、CentOSはまだ途中ですがLAMP、Redmine、SCM等を入れてWeb開発環境として整備していく予定です。

各OSともインストール直後のイメージをバックアップしてますので、今後お試し環境を増やしていくのも便利になるはず。

まだ弊社は開発メンバーも少ないので、あまり環境整備に時間をかけ過ぎてもコストが見合わなくなってしまいますが、近い将来メンバーも増えて開発業務が盛り上がったとき、きっと役に立つことを想像しながら作業してます!