物騒な世の中になったもので…

大阪府寝屋川市で起こった事件を契機に、群馬県の公立中学がクラブ活動の早朝と日没後の練習を禁止するとのこと。
物騒な世の中になったものだ。
我が家にも中学で運動部に入っている娘がいるが、朝錬はあっても行ったことはほとんどない。
いつも時間ぎりぎりまで寝ていて、起こさなければいつまでもそのままの状態で、あわてて朝食もとらずに飛び出していく。
時たま何かの拍子に気が向いて朝錬に行ったこともあるようだが、友達があまりの珍しさに練習にならずずっと話し込んでいたそうである。
スポーツに一生懸命になるのも、「ウザイ」とか「カッタルイ」とかいいながらダラダラ過ごすのも、それぞれ青春の姿かと思う。
一概にどっちがいいと決め付けられる問題ではないと思ってしまう。
自分のことを振り返ってみても、何事にも真剣になれない、真面目にやることがかっこ悪く思えて仕方ない気持ちは良くわかる。
でも結局TVのちび丸子ちゃんのように過ごしている娘を見ると、つい小言の一つも言いたくなるのも親の心情である。
結局「なるようにしかならない」のが子供の成長なので、あまり過保護にするのはどうかと思う。
その意味で冒頭の「部活禁止」は、どうなんだろうか?
部活が無くなって皆「帰宅部」となり、時間をもてあましたあげく不良や非行が増えた、などということにならなければ良いが。