懐かしい小鳥食堂、不二家の店、新菓人

懐かしい小鳥食堂で昼食。
高崎の小鳥町にあるから小鳥食堂、このシンプルさがすがすがしい。
いつもここでは「串かつライス」か「オムライス」と決めている。
肉だけのロースかつより、長ネギが間に入ってコンガリ揚がっている串かつのほうが、数段おいしい。
小鳥食堂を出て25号線(通称渋高線)を北上、三つ寺を過ぎたあたりに目指す「新菓人」の製造元はあった。
途中に不二家のチェーン店が2件あったが、2件とも休業中だった。
へそ曲がりなので、不二家のものを無性に買いたくなってしまう。
新菓人の会社で1時間ほど社長に話を伺うが、お菓子の会社は社長が元菓子職人というケースが多いがここは違った。
社長は会社を立ち上げる前、菓子の世界とは基本的に無縁だったという。
大学と共同でアルカリイオンの研究などをやっていたという。
従って、伝統の和菓子と洋菓子をミックスさせて新しい食感のスイーツを作ることに、職人気質の抵抗感はまったく無いようだ。
実際、餅とクリームのお菓子を、著名なアパレルブランドの店で洋服と一緒に販売して成功していたりして、既成概念を超えたコラボが得意らしい。
普通は考えられないような組み合わせから面白さを見つける、というのはひとつの成功の鍵かもしれない。