天気はいいけど少し風が強い土曜日

昨夜は風が強く、嵐のような天気だった。
会社に来る途中の山沿いの道に折れた木の枝が散らばっていたので、大分突風が吹いたようだ。
午前中に小一時間新規案件の打合せをすませ、ローソンから発売された「だるま大使」ラーメン(以前あった吉村家ほどではないけど結構コレいけます)を食べてから、帰宅途中に少林山に寄ってみる。
特別な願い事をするわけでもなく、ささやかなさい銭ですます。
今日は以前勤めていた会社の同僚が、ある出版文化賞を受賞したとのことでお祝いに誘われたが、東京までは出て行けない。
同世代の知り合いの集まりなのでリラックスできそうなパーティなのだが、ひとまずは断らざるを得ない。
彼女は黒岩比佐子さんといい、<『食道楽』の人 村井弦斎>という著書が「サントリー学芸賞芸術賞」を受賞したとのこと。
岩波のサイトの紹介によると、 「明治の大ベストセラー『食道楽』の著者としてのみ知られる村井弦斎の初めての評伝.(中略)厖大な資料を博捜し,その数奇な生の光と影を時代背景に溶かし込んで描き出す.もう一つの近代の落丁を埋める力作! 」とのこと。
吉野家のソースカツどん程度で「まあまあいけるじゃん」と満足している凡庸な舌の持ち主としては、黒岩さんの文化的功績が理解できないので残念だが、いつかは読んでみよう。
黒岩さん、おめでとうございました。