下仁田の会社を3件訪問。

朝から下仁田に行き、顧客を3件訪問しました。
ご存知下仁田は、「葱とこんにゃく」の町です。
街道(国道254号線)沿いの直売所には、すでに旬を過ぎたはずの「下仁田ネギ」がまだけっこう売られていました。
下仁田ネギといっても、本当の下仁田ネギは「馬山地区」で作られたものだけで1月も半ばを過ぎると終わり、という話を聞いたことがあるので、もしかしたら1束200円~400円の安値で今売られているものは、「下仁田ネギのようなもの」なのかもしれません。
こんにゃく芋を材料に使った食品はあまたありますが、昨今のダイエット、ヘルシーブームの中で、今でも次から次に新しい商品が出ているようです。
この地区に来るといつも奇妙な看板が目に付きます。
交通量が多い場所なので車を止めてデジカメ、というわけにはいかないのですが、いつも気になるのが「俺のかわいい女房」という看板です。
「蒟蒻美人」という看板も近くにあるので、こんにゃくを食べてきれいになった自分の奥さんを見てそのまま商品のネーミングにしてしまったものだと想像しています。
帰ってネットで検索してみると、「俺のかわいい女房」というのはこんにゃくを素材に使ったスナック菓子だそうです。
またこのメーカーには、別の商品で「午後3時すぎの恋人」というのもあるそうです。
なんとなく「波乗りジョニー」とかいう京都の豆腐屋さんの乗り、を感じさせます。
また南牧地区まで足を伸ばすと、「腹黒代官」というのぼりが目に入ってきます。
想像するに、南牧特産の炭とこんにゃくをミックスしたような食品かと思いますが、まだ体験したことはありません。
こんにゃくは相場モノなので、年によって収入が激しく乱高下するという話を聞いたことがあります。
またこんにゃくでお大臣になった方が、インターネットを使って株のネット取引をさかんにやっているとかで、けっこう西上州の人は「明るくさばけた」性格の方が多いような気がしています。
「俺のかわいい女房」とか「腹黒代官」というネーミングには、西上州の方の「明るくさばけた」気質が反映しているような気がしてなりません。
一度食べてみたいものですね。