「命」が今年を象徴する漢字に…

今年の漢字は「命」だそうです。
悠仁さまの誕生という慶賀があった反面、いじめによる自殺の頻発で、生命というものを深く考えさせられた1年だった、ということのようです。
確かに、毎日のように殺人や子(親)殺しがマスコミをにぎわしています。
大阪で起こった姉妹惨殺事件の犯人の動機は、「母親を殺した時の快感が忘れられない」ということだったそうです。
昔学生のころ読んだバタイユなどという人類学者は、快感は生と死のハザマにあるとか言ってましたが、「確かにそうかもしれない」と実感した反面、それをコントロールするのが理性や文化をもつ人間なんだとも思います。
ともあれ、年々軽くなる自分の命、他人の命の風潮に、警鐘をならす意味合いも込められているのだと思いました。
柄にもなくシリアスなブログでしたが、これでゴルゴも少し延命できそうだなどとも思います。
こちらは、「めでたし、めでたし」ですね。
明日は仕事で草津に行かなくちゃならないんですが、ノーマルで大丈夫?
まあスリップして奈落に落ちれば、それはそれまでのこと。
自分も、ずいぶん命を軽く見ているものですね(笑)。