カテゴリー別アーカイブ: 仕事のこと

運輸EXPO2016出展記。IT点呼システム…

5月25日から27日の3日間、東京ビッグサイトで開催された「運輸・交通システムEXPO2016」に出展者側として参加しました。

このイベントは、大手の巨大ロジスティックカンパニーから、社長もドライバーを兼ねるような中小零細事業者まで、広大な産業ピラミッドを形成している運輸および交通関係の事業者向けに、システム化や効率化の仕組みを紹介する催しです。毎年この時期に開催されています。

2年前に「ギャラリー側」で参加したことはありますが、出展社として関わるのは初めてのことです。

業界こそ違うものの弊社も立派な中小零細ですので、設営費を含めると100万円近くかかる費用をすべて自前で、というわけにはいきません。今回は、いくつかのシステムを受託開発している地元の有力な運輸事業者さんとの共同展示と言うことに合いなりました。

expo1expo2expo3expo4

 

 

 

展示出展したものは、下記の2つ弊社開発商品です。

  1. 運行指令もできるIT点呼システム ⇒商品概要はこちらにあります
  2. 簡単操作の健康指導システム ⇒商品概要はこちらにあります

「1」は安全運行の鍵となる「点呼」を対面と遠隔で行うタブレットシステム、「2」はドライバーの健康起因事故を防ぐための保健師による遠隔健康指導をサポートするシステムです。

結果、3日間で200名近くの来場者と名刺交換し、雑談を含め様々な情報交換をさせていただきました。

手応えは、かなりGood!と感じていますが、見込み客にこれから1社1社ローラーをかけていく活動が控えているので、本番はこれからといったところです。

ラムちゃんもいました。

ラムちゃんもいました。

【緩和休題】

今回、3日間高崎から通ってもよかったのですが、あえて都内に2泊することにしました。

今はインバウンド効果もあり、都内や有名観光地の宿泊先確保が難しい状況にあります。
今回の宿確保に役に立ったのは「ブッキングドットコム」というサイトですが、不思議なことにこのサイトには通常の予約サイトには載っていない珍しい物件がたくさん掲載されています。

ほんの1週間前に仙台の宿泊先を探したときに、他の予約サイトで探してもどこも満員状態だったのですが、このサイトから「サービスもお値段もほどほどという掘り出し物」が見つかりました。

その気があれば、これから本格化するかもしれない「民泊」にチャレンジもできるのですが、今回はブッキングドットコムで見つかった東日本橋にある「基本セルフ、しかし激安系」のホテル奉仕会館という珍しい宿を使いました。

激安も激安! 何と、2泊で税込9,400円也!

アPAとか、Rートインとか、ト▽ヨコとか、どこにでもある画一的なホテルに泊まってみても面白みがないですからね!

英語はもちろん、中国語、ハングルが飛び交う中々味わいのあるホテルでした。

【FAAVO群馬】起ち上げプロジェクトについての雑感

いよいよ弊社(株式会社フェアマインド)が事務局運営に協力する形で、【FAAVO群馬】がスタートします(【FAAVO群馬】自体の運営主体はNPO法人・高崎ネットワーク)。

当初9月3日スタートで計画していましたが、諸事情があって2週間遅れて9月17日のスタートとなりました。

弊社にとっても初めて経験することが多く、プロジェクトの募集、起案者へのアドバイスという形での企画ブラッシュアップのお手伝い等、それなりに苦労はありました(今もそれは続いてますが)。

今の世の中、ご存知の通り創業ブームです。創業支援バブルと言ってもいい。
また、これからアベノミクス第二弾で地方創生戦略が本格化していきます。
キャッチフレーズは、「まち ひと しごと」だそうです。

「地方×クラウドファンディング」のFAAVOにとって、まさに追い風じゃないの…?

という人は多いです。

確かに追い風が吹いていることは確かです。

地元紙を見ていると、毎日の紙面の中に「県内のどこそこで誰々がこんなことをやっている!」という話題に事欠きません。
PP1

しかし、「追い風」の中でも【FAAVO群馬】が、「地域のためにやりたいことがあるんだけど、先立つものが…」というチャレンジャーに、第一歩を踏み出すための勇気を与えられるか否かは、これからの起案者さんと事務局の努力にかかっているようです。

小生も事務局側の人間の一人ですが、スタッフ一同、本気度Maxで頑張っています。

やはり何かの企てが成功するか否かは、当事者のPP2「本気度」に左右されるところが大きいですからね。

すでに先月の21日に、【FAAVO群馬】の説明会を行いましたが、その時に配布したプレゼンテーションの資料を左に掲載します。

説明会は第二弾、第三弾を予定していますので、「やりたいことがあるけど…」という人は、ぜひご相談ください。

2013年「群馬イノベーションアワード」始末記・下 ファイナルステージの準備と当日。

前回の続きで、「群馬イノベーションアワード」始末記の下となります。

ファイナルステージに残ったという連絡が事務局からあったのは、すでに正確な記憶がありませんが11月のはじめでした。
その後、11月の中旬に上毛新聞社内で当日のリハーサルのようなものがありました。

なんと、プレゼンテーションの持ち時間は1社3分とのことでした。
リハーサルに用意したパワーポイントを使うと、どう考えても5分以上の時間が必要となります。

大胆な取捨選択が必要なうえ、リハーサルを講評してくれた方々は「もっとあなたらしさを出すべきだ」などと、持ち時間の使い方をさらに難しくするようなことを指摘してくれます。

はてさて…

もともと今回の事業企画を3分間で過不足なく紹介することは無理だと思っていました。
しかも、見に来てくれた人にそれなりの感動を与えようなどという欲張りな目論見も、個人的には持っていました。

ふたたび、はてさて…

ファイナルステージの準備

与件をいろいろと検討すると、事業企画をリアルに理解いただけるような「寸劇」でもやってみたらどうか、などと最初は思っていました。
もともとくだらないことが好きな性分で、社員総出でドクター役や看護師役をやってみれば、もしかして堺雅人ばりの新たな才能の発掘があるかもしれない、などと妄想していました。

しかし、期限があり貧乏会社ゆえの予算制限もある中で「寸劇」はアバンダンせざるを得ませんでした。

次に、ヘタウマ絵の描けるようなイラストレータにお願いし、ほのぼのとした味のあるアニメでも作ってみようか、などとも考えてみましたが、これも予算上の問題であきらめました。

みたび、はてさて…

結局行き着いたのは、パワーポイントの自動再生機能を使った簡易アニメーションでした。

一応の筋書きを作り、前半は今の緊急医療の現状をコント風に落ちをつけて印象付け、この現状が今回の事業企画が実現した折にはどのように改善されるかを手作りアニメにまとめました。

アニメに登場する緊急隊員やドクター、看護師さん、ナレーションはすべて社員の肉声録音で済ませました。
iPhoneで声を録音し、パソコンに取り込んでパワポの自動再生ファイルに順番通りに張り付けて行く手順です。

救急車サイレンの効果音、車のドアが閉まる音、隊員が担架で患者を搬送する足音、電話の呼び出し音などは、すべてネット上のフリー音源を使わせてもらいました。

この過程で役立ったのは下記サイトです。

http://www.ai-j.jp/

文字数制限はありますが、テキストを入力して「合成」ボタンを押すと、子供や女性、男性の声などで読み上げてくれるサイトです。
音声は、いわゆる機械音ではなくクオリティの高い自然な声で再生されます。
日本語だけでなく、英語や中国語にも対応しているので、語学の習得にも使えそうなすぐれたサイトでした。
素敵な女性に囁いてほしいテキストを入力して、おねいさん風に読んでもらうこともでき、いろいろと楽しめそうなサービスなので、ぜひ一度お試しあれです。

しかし一通り出来上がったアニメを再生してみると、3分近くありました。
これじゃ、アニメだけでプレゼン時間をほとんど使ってしまう!、ということでここでも大胆なカットが必要になります。

数日間に及ぶ編集作業の末、どうにか1分強までの短縮に成功しました。
声の再録やパワポの編集作業を、根気よく担当してくれた弊社社員達には感謝の一言です。

さて、次は完成したアニメを挟む前口上とまとめの部分の検討に入りました。
ここの部分はあらかじめ用意することができないので、当日壇上で説明することになります。

もともと、能書き的な話や雑談が好きな性格なので、いろいろ喋ってやろうと考えていたのですが、社内でリハーサルをやってみるとアニメも入れて5分以上かかります。

前口上もまとめの言葉も大胆なリストラが必要でした。

すったもんだの末、無駄を極限までそぎ落とした説明部分とアニメーションが完成し、イベント事務局にパワポファイルを送付したのがファイナルステージ2日までのことでした。

ファイナルステージ当日

photo1資料の事前提出は済んでいましたが、結局、説明部分のスライドをさらにカットしたくなり、前日の夜中に(実際は当日朝の5時ころ)さらにパワーポイントに手を入れることになりました。

早起き(というか夜中の起床)は得意なので、朝5時からパワポの再編集を行い会場の前橋ドームに向かいました。

集合時間は、なんと朝の7時半でしたが、20分ほど遅刻してしまいました。

イベントは東京のプロデュース会社が仕切っていて、登壇の仕方や立ち位置などすべてが段取りされていました。
9時頃から、ステージ上での最終リハーサルがありましたが、朝急きょ再編集したパワポファイルへの差し替えが間に合わなかったので、1分以上タイムオーバーとなってしまいました。

パワポファイルの差し替えを事務局にお願いしたところ、音声の再生不良が判明しあわてることになりましたが、結局QuickTimeをパソコンにインストールすることで問題解決。
せっかく作ったアニメも音が出ないようでは台無しなので、これにはヤレヤレといったところでした。

10時前にはリハーサルも終わってしまったので、14時の本番までかなりの時間があります。
本当はここできちんと説明の練習をすればいいのでしょうが、そういう意味での努力家ではないので、時間をただ漫然と過ごすことになってしまいました。

他のファイナリストと情報交換をしたり、お弁当を食べて少しウツラウツラしていると本番の14時になりました。

プレゼンテーション、大賞発表

photo2今回の部門は、「ビジネスプラン・高校生部門」「ビジネスプラン・一般部門」「スタートアップ部門」「イノベーション部門」の4部門があり、それぞれ3社のプレゼンテーションから部門賞と大賞が選ばれます。

社長の薹は立っていても「スタートアップ部門」にエントリーできるのは、前回のブログで書いた通りです。

弊社は、「スタートアップ部門」の1番手なので、全体で7番目の発表となります。
直前に「リンダ3世」という地元のアイドルグループのステージがあり、その直後が弊社の出番でした。

開口一番、「リンダ3世さんの可愛らしいステージの次に、おじさんが出てきてすみません…」などとアドリブを入れてみましたが余り受けません。
話そうと用意していたポイントのセリフがいくつか抜けていることに気付いたのは、すべて終わって降壇したあとでした。

それでも、手作りアニメのできがよかったせいか、結構会場の手ごたえは感じました。
プレゼン直後にMCとの簡単なやり取りがありましたが、ここでも「お酒飲んで勢いつけてくれば良かったですね」など、他のプレゼンターは言わないようなことをコメントしてみましたが、これには会場の一部が反応してくれたようでした。

すべてのプレゼンテーションが終わり、群馬大使・井森みゆきさんのトークショー、さらには桐生出身のJAZZピアニスト山中千尋さんのミニステージ(この日の大きな獲得目標に千尋さんとお話をして写真を撮る、という不順な動機がありました)などを挟み、最終的な審査発表のすえ何とか「スタートアップ部門賞」をいただくことができました。

大賞はエムダブルエス日高さんの、介護施設の革新プランで、同社の北嶋社長がアメリカシリコンバレーのご褒美旅行の栄誉に浴すことになりました。

内心はそのつもりだったので、パスポートの期限や英会話のこと、アメリカ土産なども気になっていましたが、それは杞憂に終わりました(笑)。

交流会。みゆきさん・千尋さんとツーショット。アンカンミンカンのことなど。

photo3表彰式の後、17時ころから交流会がありました。
けっこうたくさんの方々が交流会まで残っていて、かなり盛況の交流会でした。

さてこれからが、本日の裏コンセプトを実現するときです。

小生は会が始まるや否や、山中千尋さんのところに行きしばし歓談。
こころよくツーショットの写真も撮っていただき、大満足。
12月14日にはベイシア文化ホールでコンサートもあるので、「必ず行きます! 楽屋に行ってもいいですか?」などと、いつもの厚かましさを発揮しました。
あとで自分のスケジュールを確認してみると、14日は前々から仕事がらみの予定が入っていてコンサートの時間と100%ブッキングしていました。
したがって、今回は残念ながら約束違反をすることになります。千尋さんすみません。

今回、初めて山中さんのピアノを聞きましたが、最近ではトルコ行進曲のアレンジ演奏などジャンルを超える意欲的な活動をされています。
また、ステージの最後は必ずJAZZ風の八木節で締めるとか、郷土愛にもあふれた素敵な美人さんでした。

ラグタイムという左右の手で同じ和音をヒットする音楽ジャンルがありますが、山中さんのピアノはJAZZのスイング感の中にラグタイムの迫力あふれるビートがミックスしたような感覚でした。

それから、ドラムやベースと目線を交わし合図するとき、「これからあたしいい音出すわよ!」という感じで実にいたずら好きなあどけない表情をすることにも気づきました。

注:ラグタイム云々、演奏中の表情のことなどはすべて小生の主観ですのであしからず。

photo4交流会にはアンカンミンカンというみどり市に住んでいるという吉本の芸人さんも来ていて、場を盛り上げていました。

受賞者インタビューということでステージに呼ばれたので、「最近のお笑い芸人は売れ始めるとすぐバラエティにばかり出て、どんどんつまらなくなる!」などと頑固じじいの遠吠えのようなことを言ってみたら、「突っ込まれちゃいました!」などとアンカンさんだかミンカンさんだかが答えてくれました。

最後に、井森さんにもツーショットの写真を撮ってもらい、長かった一日がようやく終わりました。

結局その日は、高崎に帰ってきてからも「お祝い」と称する飲み会に行ったので、けっこう疲れました。

よく日曜は、ひたすらTVとごろ寝の1日となりました。

「上」に戻る

2013年「群馬イノベーションアワード」始末記・上 第一次、第二次選考。

ビジネスコンテストというものは、以前から行われています。
また、これと似たような仕組みに公的な補助金があります。

優劣を判定し序列を決めインセンティブを与えるか(コンテスト)、応募要件をチェックして公的な資金援助や支援を実施するか(補助金)の違いはありますが、どちらもある企て(くわだて)に対しての何らかの評価を伴うものです。

日本の社会は、廃業率が創業率を上回る状態(つまりこのままいけば理論的に企業は消滅する)が続いています。
株式会社の資本金1000万円以上という縛りはなくなりましたが、新たに事業をスタートする者にとって創業のハードルは決して低くありません。

ましてや、一度失敗した企業家の「再チャレンジ」はさらに難しいものがあります。
何年か前の第一次安倍内閣は、日本を「再チャレンジ可能社会」にすることを標榜していましたが、ご自身が再チャレンジを成功してからはスローガンそのものがどこかに消えて無くなってしまいました。
最近では、数の力で秘密保護法とか集団的自衛権など「国体護持」のための新しい法律を作ることに躍起になっているようです。

閑話休題。前置きが長くなりましたが、「群馬イノベーションアワード」(略称:GIA)というビジネスコンテストが先ごろ開催され、弊社も「スタートアップ部門」に応募し、最終的に「部門賞」なるものを頂戴することができました。

経営者は薹が立っていても、会社自体は創業まもないので「スタートアップ部門」に該当する、というわけです。

副賞でいただいたメープルリーフ金貨。田中貴金属の保証付きなのでそれなりに…。もしもの時までとっておこうと思います。

副賞でいただいたメープルリーフ金貨。田中貴金属の保証付きなのでそれなりに…。もしもの時までとっておこうと思います。

商品はずしりと重たいガラス製の楯と副賞としてのメープルリーフ金貨1オンスでした。
したがって、今日食べる飯の種にはなりませんが、とにかくもらえるものはこばまないスタンスなのでひとまずありがたく頂戴しました。

http://www.gi-award.com/

今回は、このGIAについての顛末記を書きますが、長文になりそうなので上・下と2回に分けて掲載します。

第一次審査(書類審査)顛末

このコンテストは、10月14日が第一次応募の締め切りでした。
その何週間か前に、知人からこのコンテストの存在を教えてもらい、その人が応募を準備していることは聞かされてはいました。
しかしながら、その時は自分が応募するとは夢にも思ってもいませんでした。

さて、10月14日は金曜日で週後半の蓄積疲労もあり、木曜の夜に軽く飲んだら8時ころにはぐっすり眠ってしまい目が覚めたら朝の5時前でした。

目覚めた瞬間に、まるで何かの啓示のように「今日はGIAの締切日!」ということが頭に浮かんできました。

「企画」などというものは、時間をかければいいというものではないとは思いますが、そういっても今日の今日が締め切りでは!などという現実的な悟性判断は小生には浮かびません。

昔から、理屈より直感、判断より直感、直感があったら走る!をモットーとしている楽天的な感覚派なので、「〆が昨日ではなく、今日なら一丁応募してみようか!」などと書類作成の段取りを考えながらいつもと同じ時間に会社に出社しました。

朝からドタバタと立ち回り、会社のメンバーと手分けをして作業、一通り応募書類が整ったのが夕方の5時過ぎでした。
「印刷して捺印した現物書類を時間内に届けろ!」などというお堅い受付ではなかったので、メールの添付ファイルとして送信!で何とか締め切りに間に合わせることができました。

それにしても「無謀」というしかありませんね。

小生は、企画とか事業を考えるときに、「企ての筋がいいかどうか?」を直感的に判断し、あとは「誰がどの程度の決意でそれに取り組むか?」が、Key Factor for Successだと考えています。
「筋」と「人」と「心」が成否を分けると考えていますので、アメリカMBA流の経営合理主義とはかなり考え方が違います。

今回の応募企画も、前々から温めていたもので「筋」は悪くないと思っていたので、あとは審査過程でいかに人物と決意が示せるかどうか?が勝負と考えていました。

しかし、いくら何でもたった1日(実際は半日)で企画書を作成するなんて!、日程計画という意味の「筋」はとても悪いドタバタ劇でした。

何日かしたら、書類審査は通ったので二次面接に着てくださいとの連絡がありました。

第二次審査(面接)顛末

二次審査は上毛新聞社社内での面接でした。

今回のGIAプロジェクトの推進役である株式会社ジェイアイエヌの田中仁社長、特別協賛の株式会社コシダカホールディングスの腰高博社長、そして相模屋食料株式会社の鳥越淳司社長に対し、それぞれ3分間プレゼンを行う、というものでした。
つまり3対1の面談ではないので、事業の背景やアウトラインを相手が変わるたびに3回説明する必要があります。
3回目はけっこうコンパクトに的を得た説明ができるようになりますが、たった3分間でご理解いただくことは不可能に近いものがあります。
まして当日は数日前から鼻かぜを引いていて体調が最悪でした。

ご理解いただくための説明を半ばあきらめ、とにかくパーソナリティを知っていただくことに努めた9分間(3分×3)でしたが、それなりに伝わったものはあったんだと思います。

ファイナルステージのポスター。群馬大使・井森みゆきさん、桐生出身の山中千尋さんも応援してくれます。

ファイナルステージのポスター。群馬大使・井森みゆきさん、桐生出身の山中千尋さんも応援してくれます。

ひとまず、部門ごとに3社に絞られたファイナルステージに残ることはできたのですから。

12月7日のファイナルステージは、けっこう派手なイベントになりそうな気配だったので、最低限の獲得目標は「恥をかかないこと」、マックス「一味違う印象を審査員にも観客にも与えること」というゴールを設定し準備を行い当日に臨みました。

準備過程のことや当日の様子は、次のブログに書こうと思いますので、乞うご期待です。

「下」に続く

 

NPO在宅ケアを支える診療所市民全国ネットワーク-第19回全国の集いin新潟2013

掲題のイベントに出展者側の一人として参加しました。

「在宅」や「高齢者医療」は今の時代のキーワードのひとつで、IT業界においても数少ない残された成長マーケットとして注目されています。

元来この分野のITシステムは、大きなベンダーがそれぞれ独自のプラットフォームを掲げ推進してきていて、相互の情報連携などほとんど考慮されていません。
したがって、病院などの医療機関がひとたびIT化されてしまうと、よりいいものに切り替えようとしてもなかなかうまくいかないブラックボックスと化してしまう弊害があります。

この辺りの事情は、より真面目な形で会社のホームページに掲載してあります。 →こちらです

しかし、時代の要請である「在宅ケア」は、医療従事者相互の「タイムリー情報の共有」がその成否を握っているといっても過言ではありません。

そんな問題意識の元、弊社では「シンプル」に使え、必要な情報が「タイムリー」に共有できる在宅医療連携システムを開発し、様々な機会を通じてご紹介を行ってきました。

今回の「NPO在宅ケアを支える診療所市民全国ネットワーク-第19回全国の集いin新潟2013」への参加も、その一環となります。

このイベントでは、高齢者の介護用品から食事・食材、健康維持器具から弊社のようなITシステムまで、高齢化社会のニーズに対応した幅広い商品が出展されていました。

来場者対応の合間にいくつかの出展ブースを回ってみましたが、その中で少し気になったものに地元新潟の日比野音療研究所が展示していた「凜舟(りんしゅう)」というスピーカーがありました。

「音療」とは聞きなれない言葉ですが、Sound Therapyと聞けばピンとくるものがあります。
もともとこの研究所は、あのバークリー音楽院ジャズ作編曲科を出てサックスプレイヤーでもある日比野則彦さんが代表を務められています。
日比野さんは、ゲームMetal Gear Solidのサウンド製作者としても知られていますが、終末期にある患者さんやご家族に、「祈り、寄り添う」音楽の力で「心と魂の安らぎ」を感じ取っていただくために「天上の音楽-音楽を通じた心と魂のケア-」というコンサート活動を続けておられます。
コンサートは、公共ホールだけでなく、ご自宅・介護施設・病院など、たとえ観客が一人でも音楽が何かのお役にたてることなら…、という感覚で取り組んでいるとのことです。

船の帆がかすかに震え、クオリティの高いサウンドが生まれます。

船の帆がかすかに震え、クオリティの高いサウンドが生まれます。

また、演奏家が行くことが現実には難しいご家庭には、やはり地元新潟の桐箪笥職人の熟練技術を生かして、船の帆が振動しクオリティの高いサウンドを現出させる独自のスピーカーシステムを開発し販売しています。
「凜」としたサウンドを響かせる「船の帆」のかっこうをしたスピーカーなので「凜舟(りんしゅう)」という名前になったものだと思います。

思いと技術が連動した「物語」のある商品として、ぜひ欲しいと思いましたが、まだ量産品ではないので手の届く範囲にはないようで残念です。

せめて、何かの機会を見つけてコンサート「天上の音楽-音楽を通じた心と魂のケア-」をじっくり聞いてみたいと思います。
(ランチョンセミナーで短時間聞いた日比野さんのサックスと奥様のソプラノには、グッとくるものがありました。セミナーの最後に参加者全員で「ふるさと」を歌う場面では、最近涙腺が緩いせいか目から心の汗が一粒…)

とにかくいいものを聞かせてもらいました。

FileMaker Pro 超初心者講座・第一回をやってみました。

データベースFileMaker Proの「超初心者講座」の第一回目を行いました。

FileMakerは初めてという人を対象に、テーブル・フィールド・テーブルオカレンスの関係から、計算式やリレーションの基礎まで、アプリケーションの操作方法も含めデータベースの基本的な構築方法を実習していただきました。
FileMakerがいくらハードルの低いデータベース開発環境とはいえ、やはり「最初の一歩」にはそれなりの抵抗があるものです。
Excelは、起動した直後にあらかじめ列と行の罫線が現れ、縦計・横計などが直観的に理解できる表計算ソフトですが、いくらユーザーフレンドリとはいえデータベースはそうはいきません。

まずは、テーブル・フィールドの関係やリレーションシップを体感的に覚えていただく必要があります。
参加者は、関係テーブルのデータを取得するリレーションや自動計算処理に、都度新鮮に驚いてくれたので、それなりにFileMakerの「面白さ」を味わっていただけたかと思います。

2か月にして「超初心者」を卒業した人が作った卒業記念の「超初心者向けテキスト」の表紙

2か月にして「超初心者」を卒業した人が作った卒業記念の「超初心者向けテキスト」の表紙

実は、今日使用したテキストは、A4サイズ35ページあまりのオリジナルに作成したものですが、このテキスト自体今年の7月上旬に入社し、弊社で初めてFileMakerに触れたというスタッフが作ってくれたものです。

「超初心者向けテキスト」が作れるくらいだから、この人は2か月にして「超初心者」を卒業したということになります。

FileMakerは、まさにそんなソフトウエアで、基礎的な事柄を確実に把握すれば、あとはその都度の応用問題に対処することで自然にスキルアップを図ることができます。

告知がうまくいかなかったせいか参加者が少なかったのは残念ですが、これから第2回・第3回と続けていきますので、関心のある人はぜひ参加してみてください。

初心者の素朴な質問で教える側がタジタジになる、それもまた新たな発見につながる楽しい瞬間なのです。

この講座についての詳しい情報は下記にあります。

http://www.fairmind.jp/blog/2013/09/05/filemaker-event/

9月14日から3回連続でFileMaker Proの講座を開催します。

会社の仕事としてやっているFileMaker Proでのデータベース開発業務ですが…。

お客様からの開発依頼をこなすだけでなく、たまには少し「社会貢献」(大げさ!)しようかと思いたち、9月14日から超初心者向けの3回講座をやってみようと思います。

プログラムの知識がなくてもデータベースを開発できるフレンドリーな開発環境として定評があるFileMaker Proですが、そうはいっても「最初の一歩」には結構戸惑いを感じるものです。

この講座では、そういった「超初心者」向けにFileMakerの基本を実習していただきながら、ご自身の仕事に役立つ顧客データベースを作っていただこうと企画しています。

各回の詳細は、

  • 9月14日(第1回) 13:30~15:30  FileMaker Proはどんなデータベースソフトか? テーブル、フィールド、レイアウトの基本
  • 9月21日(第2回) 13:30~15:30  リレーションとスクリプト自動処理の基本
  • 10月5日(第3回) 13:30~15:30  顧客データベースの完成まで

こんな感じで考えています。

仕事の上でも趣味等の生活面でも、FileMakerはあなたの発想を豊かにしてくれるツールです。
これまた大げさな話になるかもしれませんが、あなたの一生の財産になるかもしれません。

詳細はこちらまで。

http://somethingelse.jp/event/filemaker-pro-beginner-event/

5人までの少人数でじっくり基本を覚える、そんな会にしたいと思います。

ご参加お待ちしております。

7F、wordpressで著名な星野邦敏さんがお見えになりました。

真中が星野さん、左は弊社の高木君、小生は右翼(思想ではないです)

真中が星野さん、左は弊社の高木君、小生は右翼(思想ではないです)。残念ながらきれいな奥様はネット顔出しNGとのことでした。

昨日、大宮駅前のコワーキングスペース「7F」や、wordpressのプラグイン開発で著名な星野邦敏さんとお目にかかりました。

大宮からレンタカーを借りて夫婦ご同伴で北関東地区のコワーキングスペースを巡回して最後にこちらによってくれました。

昨年12月にオープンしてから、さまざまなご努力が実を結び、「7F」には今や毎月2,000人を超える利用者があるそうです。
星野さんは「7F」オープンに当たり全国50か所ほどのスペースを視察されたそうです(こうした活動を「インプット」と言われてました)。
その中から、真似ぶことを真似び「7F」の運営に反映させてきているとのこと。
つまり、インプットとアウトプットをある意味で「愚直に」繰り返してきて今の繁盛があるとのことで、今さらながら運営者の「本気度」と日々の仮説検証の繰り返しが大切なことに気づかされました。

もちろんそれはコワーキングスペースに限らず事業全般にも当てはまることですが、星野さん曰く「ブームの中であちこちに開店したスペースが、今や次のステップを目指している成功店と閉鎖に追い込まれたお店に二極分化しつつある」とのことです。

そんな中で、次のステップを目指したインプット活動の一環として、北関東のスペースをいくつか回られているとのことでした。
弊社に関することで、何かの参考になればいいのですが、正直なところ自信はほとんどありません。

星野さんの主な活動でもう一つ、wordpress関係のプラグイン開発の活動があります。
ご経歴を確認すると、病気入院をきっかけに初めてホームページを作ることになり、退院後資格試験関係のホームページを運用することになってから本格的にwordpressに取り組み始めたそうです。
時期的に言うと2006年ごろからwordpressに取り組んでいるそうですが、実は小生も同じころからXOOPSやwordpress、OScommerceなどのオープンソースをいじってきました。
つまり、キャリアはほぼ同じなのに、かたやその世界の重鎮、一方はいまだに「ダッシュボードの設定変更レベル」なのには、思わず笑ってしまいました。
と同時に、WebやITの世界は「旬のうちに一気に技術やノウハウを身に着けてしまうこと」の大切さを改めて思いました(といまさら言っても詮無いことですけど・笑)。

この辺りは、「事務系人間のご愛嬌」として、星野さんとは違う別の方面で勝負するしかないですね(苦笑)!

星野さん、今度大宮の「7F」に顔を出しますね!ありがとうございました。

たまにはまともな仕事話。在宅医療介護連携システムのこと。

高齢化、医師不足、医療費の高騰、自宅で最期を迎えたいという患者さんのニーズ…。
さまざまな社会事情が「在宅医療の推進」を要請している。

そんな中、弊社でも在宅支援システムを作るきっかけがあり、しかも慣れたFileMaker Proで作ることになりました(2年ほど前のこと)。

当初は、FileMaker Proクライアントとブラウザで使えるようにという要望だったのでPHPカスタムWebも作りましたが、結局20種類もある帳票を一つ一つPHPで作る「労」と、それらがとの程度ユーザーに歓迎され実際に使われるのかという「功」の兼ね合いもあり、最終的にはWebは中止となりFileMaker ProとFileMaker GOだけで使える仕組みとなりました。

患者基本情報、簡易な医師カルテ、掲示板や各種のカレンダー機能、紹介状、主治医意見書などのきれいな帳票が作成できメールやInternetFaxができるとか、処方箋の薬情報がQRコードに出力されiPhone、iPadのリーダーで読み取れるようにするなど、さまざまな要請にこたえる形で徐々に機能が充実してきています。

今年のモダンホスピタルショー(7月17日~19日、東京)でその一部をご紹介することになっていますが、今日はその開発背景を少しまとめておきたいと思います。

前置きが大変長くなりましたが。

この開発は、とある医師会の地域連携プロジェクトから始まりました。

プロジェクトでは開業医や歯科医、薬剤師会、介護関係者などが20人ほど集まり月1回2時間ほどのミーティングが行われました。

システムを利用するユーザーは、以下のように想定されていました。

  • 主治医
  • 歯科医
  • 看護師
  • 薬剤師
  • 介護担当者(ケアマネ)
  • 紹介先の中核病院

ようするに、地域の医療を支えるほとんど全ての関係者が安全に使える「患者情報共有システム」という、幅広くあいまいなスタートだったので、関係者の多様な意見をまとめて一つの方向性を作っていくことが一番大変なことでした。
力関係からいうと主治医が一番強く声も大きいのですが、そうしたドクター連の顔色をうかがいながらもそれぞれの意見をさりげなく主張して決して譲らない人も多く、そんな微妙なやり取りが結構スリリングで面白かったりして…。

こうしたプロジェクト会議を5回ほど行い、スタートから半年ほど「ああでもない、こうでもない」という議論は続きました。
したがって、「要件が確定されないと作業には一切着手できないよ!」という「立派なSEスタンス」に固執していると、何も始まりません。
結局、多様な意見を聞きながらパラレルにプロトタイプを作って確認していくFileMaker Proがお得意のスタイルで進め、かかった期間は摺合せ期間が半年、実作業期間が2か月、サーバーの準備などなにやらで2か月ほど、トータル10か月ほどのプロジェクトになりました。

FileMaker上の作業として一番難しかったのは、ログインユーザーの権限管理でした。

つまり、たとえば

患者A-----担当主治医-----患者B
患者A-----担当看護師
患者A-----担当歯科医
患者A-----担当薬剤師
患者A-----担当介護師-----患者B

という形なら、患者Aの情報は主治医・看護師・歯科医・薬剤師・介護士の5人の担当者すべてが閲覧可能ですが編集権限はそれぞれの担当ページに限られる。患者Bの情報は主治医と介護士だけに権限が付与される。
さらに担当者全てが閲覧・編集できる患者基本情報のページがあるなど、ページ毎の権限管理に知恵を使わないと不可能なシステムでした。
しかしそのような権限関係をシステム管理者が一括管理していたのでは、システムは硬直的なものになりかねません。

自分の権限範囲を、各ユーザーに適宜設定させたり変更させたりするにはどうしたらいいのか。
必要に応じて、双方向で権限を与えあい連携を具体的に進めていくにはどうしたらいいのか、などユーザー権限を自律的にコントロールする仕組みを設計することがこのシステムの肝だったと思います。

おそらく、「まず厳密に要件を定義して」というスタンスでは堂々巡りの袋小路に陥り、抜け出せなくなったのではないかと思います。
FileMakerでアジャイルにトライアンドエラーを繰り返すスタイルが良かったのでないかと思います。

このシステムは、ホスピタルショーだけではなく弊社内の展示にて随時お試しいただくことができます。

ご関心のある方は、ぜひコワーキングスペース「Somethin’ Else」までお越し下さい。

急募!ノマドワークスペースの支配人およびVB.netの開発技術者

ハロワに求人出しても、経験的にあまりいいことがないので…。

下記人材を急募です!

1.近々開始するノマドワークスペースの支配人(ママさん)

ビジネスモデルを一緒に完成させ、ノマドワーカーたちの頼れるお母さんや優しいオネイさんになってくれる方。
仕事内容は、接客・電話応対。ホームページの作成およびメンテナンスなど。

→条件など相談の上、決めましょう!

2.VB.netの技術者

VBでのシステム開発経験者。GrapeCity社の開発ツールの経験者は優遇します。

→条件など相談の上、決めましょう!

我と思わん方は、ご応募ください。