月別アーカイブ: 2013年7月

「激流」第六話。事実なんかよりドラマはよっぽど「奇」なのだ!

最近の火曜夜のお楽しみ、NHKドラマ「激流」第六話を見た。

「事実は小説より奇なり」などというが、残念ながら日常の身の回りではあまりそんなことは起こらない。
平凡な人の周りで起こる出来事には、必ず何らかの原因があり、それ相応の結果があるのだと思う。
小説より奇な事実が起こる時、おそらくそこには「犯罪」や「背信」などの社会的に本来あってはならない人間行為の影があるのだと思う。

しかし、チマチマとした60年弱の人生の中では小説より奇な出来事に巻き込まれたことはない(と思う)。
これから何があるのかはわからないけど。

ドラマや小説では、「出来事の整合性」よりも作品を貫くテーマが大切のはず。
だから、やっぱり事実なんかよりよっぽどドラマは「奇」な展開をたどる。

 

ドラマ「激流」の中の出来事を、「なぜ?」とか「どのようにして?」などと考えても仕方ないことだ。
第六話「真実の光明」では、第四話あたりの中だるみ・尻すぼみ状態から少しスリル感や期待感が復活してきたように思う。

今まで本筋ではなかったところで不思議な存在感を醸していた冬葉の母親が、ストーリーの鍵を握る人物としてクローズアップされてきた。
蓼科で療養生活をしている何とかという元教師も、けっこういい味で絡んできた。

第七話ではこの母親がドラマ全体の落とし前をつけるべく、本筋の中に登場してくるのだろう。
それにしてもこの第七話のタイトルが、「悪女の告白」! このセンスの悪さは、何とかならないものか(笑)。
元をたどれば「激流」というタイトルもなんとも…。

原作を読んだことはないが、要するにこのドラマでは、中学校の同級生の間に成立している「集合表象としてのフレンドシップ」と20年間の間に発生したそれぞれの出来事が形作る「恨みの集合表象」、そのせめぎ合いが描かれている。

無垢な善意と現実から必然的に生まれる恨みの争闘、そんなありふれたことがテーマなんだと思う。

「激流」第四話、中だるみ、だんだんつまらなくなっているぞ!

第三話までのNHK「激流」にはまって、第四話を楽しみにしていたんですが…。

まったく期待はずれでした。

最近のNHKドラマ全般に言えるかもしれないけど、視聴率競争の中で連載当初の「つかみ」の部分はそれなりに面白く作るけど、最終的にどうまとめるのかよくわかならない、というジレンマを感じてしまった。

同じことは朝のTV小説「あまちゃん」にも感じる。

「あまちゃん」とういうドラマ、スタート当初はタイトルバックの映像とかテーマソングとか、「いかにも低予算で安易に作ってる」と思っていた。
それは「八重の桜」のタイトルバックのクオリティと比べてみれば一目瞭然で、川の上流・中流・下流の意味不明の映像とかやたら軽い感じのテーマソングからも感じていた。

しかし、思いがけず人気が出てしまうと、それに乗じて物語がとりとめもなく展開しドラマに幅は出てくるけど、焦点がどんどんぼやけ「結局何がテーマのドラマだっけ!?」と拡散していってしまう。

「激流」は第三話まで結構マジに見ていたので、第四話の中だるみはまあ許すことにして、次に期待したい!

刑務所での国仲涼子のたたずまいも、じっくり見てみたいし。

たまにはまともな仕事話。在宅医療介護連携システムのこと。

高齢化、医師不足、医療費の高騰、自宅で最期を迎えたいという患者さんのニーズ…。
さまざまな社会事情が「在宅医療の推進」を要請している。

そんな中、弊社でも在宅支援システムを作るきっかけがあり、しかも慣れたFileMaker Proで作ることになりました(2年ほど前のこと)。

当初は、FileMaker Proクライアントとブラウザで使えるようにという要望だったのでPHPカスタムWebも作りましたが、結局20種類もある帳票を一つ一つPHPで作る「労」と、それらがとの程度ユーザーに歓迎され実際に使われるのかという「功」の兼ね合いもあり、最終的にはWebは中止となりFileMaker ProとFileMaker GOだけで使える仕組みとなりました。

患者基本情報、簡易な医師カルテ、掲示板や各種のカレンダー機能、紹介状、主治医意見書などのきれいな帳票が作成できメールやInternetFaxができるとか、処方箋の薬情報がQRコードに出力されiPhone、iPadのリーダーで読み取れるようにするなど、さまざまな要請にこたえる形で徐々に機能が充実してきています。

今年のモダンホスピタルショー(7月17日~19日、東京)でその一部をご紹介することになっていますが、今日はその開発背景を少しまとめておきたいと思います。

前置きが大変長くなりましたが。

この開発は、とある医師会の地域連携プロジェクトから始まりました。

プロジェクトでは開業医や歯科医、薬剤師会、介護関係者などが20人ほど集まり月1回2時間ほどのミーティングが行われました。

システムを利用するユーザーは、以下のように想定されていました。

  • 主治医
  • 歯科医
  • 看護師
  • 薬剤師
  • 介護担当者(ケアマネ)
  • 紹介先の中核病院

ようするに、地域の医療を支えるほとんど全ての関係者が安全に使える「患者情報共有システム」という、幅広くあいまいなスタートだったので、関係者の多様な意見をまとめて一つの方向性を作っていくことが一番大変なことでした。
力関係からいうと主治医が一番強く声も大きいのですが、そうしたドクター連の顔色をうかがいながらもそれぞれの意見をさりげなく主張して決して譲らない人も多く、そんな微妙なやり取りが結構スリリングで面白かったりして…。

こうしたプロジェクト会議を5回ほど行い、スタートから半年ほど「ああでもない、こうでもない」という議論は続きました。
したがって、「要件が確定されないと作業には一切着手できないよ!」という「立派なSEスタンス」に固執していると、何も始まりません。
結局、多様な意見を聞きながらパラレルにプロトタイプを作って確認していくFileMaker Proがお得意のスタイルで進め、かかった期間は摺合せ期間が半年、実作業期間が2か月、サーバーの準備などなにやらで2か月ほど、トータル10か月ほどのプロジェクトになりました。

FileMaker上の作業として一番難しかったのは、ログインユーザーの権限管理でした。

つまり、たとえば

患者A-----担当主治医-----患者B
患者A-----担当看護師
患者A-----担当歯科医
患者A-----担当薬剤師
患者A-----担当介護師-----患者B

という形なら、患者Aの情報は主治医・看護師・歯科医・薬剤師・介護士の5人の担当者すべてが閲覧可能ですが編集権限はそれぞれの担当ページに限られる。患者Bの情報は主治医と介護士だけに権限が付与される。
さらに担当者全てが閲覧・編集できる患者基本情報のページがあるなど、ページ毎の権限管理に知恵を使わないと不可能なシステムでした。
しかしそのような権限関係をシステム管理者が一括管理していたのでは、システムは硬直的なものになりかねません。

自分の権限範囲を、各ユーザーに適宜設定させたり変更させたりするにはどうしたらいいのか。
必要に応じて、双方向で権限を与えあい連携を具体的に進めていくにはどうしたらいいのか、などユーザー権限を自律的にコントロールする仕組みを設計することがこのシステムの肝だったと思います。

おそらく、「まず厳密に要件を定義して」というスタンスでは堂々巡りの袋小路に陥り、抜け出せなくなったのではないかと思います。
FileMakerでアジャイルにトライアンドエラーを繰り返すスタイルが良かったのでないかと思います。

このシステムは、ホスピタルショーだけではなく弊社内の展示にて随時お試しいただくことができます。

ご関心のある方は、ぜひコワーキングスペース「Somethin’ Else」までお越し下さい。

参院選がじつにつまらない!外山恒一どこいった、マック赤坂はパワーダウン。

群馬の参院選は恐ろしくつまらない。今回は特に。

山本一太は、福田・中曽根の地盤を壊すことができず衆議院への鞍替えはできなくても、参院選では圧勝間違いなし。
民主党政権時代の末期に感じたことだが、この人は野党の論客としては実に舌鋒鋭い人だった。
与党に復帰してからは大臣もやっているし、首相とも仲良しで、アベノミクスとやらにもまだほころびが露呈せず順調のようだし。おそらくダブル、トリプルスコアでの圧勝だろう。
外山恒一やマック赤坂、ドクター中松のような選挙戦を盛り上げてくれるトリックスターも群馬には現れないし、今の自民党と民主党の力関係から言えば、番狂わせなど100%あり得ないのだ。
(東京で出馬の赤坂さんは、今回はガンジーの衣装で登場。しかし往年のパワーはなかった)

再び、群馬の参院選は恐ろしくつまらない!

したがって、投票所に行くにモチベーションがわかない。
もしかしたら、史上最低の低投票率となるかもしれない。

そんな中、今日ビル2階の休憩室から通りを眺めているとあの三宅雪子の宣伝カーが走っていた。

そうだ!、この恥知らずの元民主党議員ももともとの地盤は群馬だっけ。
去年の衆院選時に、野田首相に挑戦するとかいって千葉の船橋に鞍替えしたんだっけ!

そして今回は生活の党の比例で出馬。

国会議員という商売は、一度そのうまみを味わってしまうと、いかに生き恥をかこうとしがみつきたくなる職業なのだろう!?
その意味では、官僚、公務員と職業的倫理観が共通するものだろうか?

そんな、政治家と官僚がもたれあって何となく世の中を動かす日本。
今後もあまり期待できないな~。

などと久しぶりの政治ネタですが、初めてのインターネット解禁の選挙となった今回の参院選において、この程度の与太話は許されるのでしょうか?
あるいは、「誹謗」「中傷」の類として、どこからか削除要請が来るのでしょうか?

もちろん、政治について特に強固な信念を持っているわけではないので、もし削除要請がくればすぐに軽く応じますが(笑)。

はてさて。

耳について離れない「アルルの女・メヌエット」のクオリア。NHK「激流」。

30年前のまだ二十歳そこそこのころ。

新婦の知り合いだった小生は、その知人の結婚式に呼ばれたことがある。
その時、新婦の高校時代の友人がはなむけにフルートを吹いた。
その曲が今でも耳についている。
ストレートのロングヘアだったフルートの女性は、いかにもお上品ないいとこの令嬢という風情で、「さすがに○女のようなお嬢様学校にはこういう人がいるんだな」とかなりの違和感を感じ、当時の自分の心持とずいぶん違う場違いな雰囲気の中で、とにかく酒を飲んで早めに酔っ払ってしまおうとしていたことを覚えている。

何で今でも、そんな場面でのフルートの旋律が耳に残っているのかわからなかったし、曲名にも興味がなかった。もちろんその新婦と特別な関係があったわけでもない。
茂木健一郎ならおそらく「クオリア」と呼ぶだろう不思議な感覚で、その旋律は耳に残っていた。

最近何気なく見たNHKの「激流」というドラマ。
この中でこのフルートの旋律が効果的に使われていて、それがビゼーの「アルルの女・メヌエット」だということを初めて知った。

この「激流」というドラマ。
修学旅行中に謎の疾走をとげ行方の分からなくなった女子中学生が、20年経ったいま様々な経験をしつつ35歳になった当時の同級生に不思議なメールを送ってくる。
「私を覚えている?」とか「私を探さないの?」とか。
20年の間に前科者になった女性とか、逆に刑事になった男、東大卒のエリートでも今では窓口業務に対応できない中年一歩手前の銀行マンとか、左遷された文芸系の編集者とか、いろいろな人間が出てきてそのからみが結構面白い。
大声以外に特に芸のなさそうなカンニング竹山が、「ワールドなんとか」というIT風企業の社長で出てくるのも興味深い。

筋書きはよくある平凡なものなので、次はおそらくこんな展開になりそうという予想もつくので、ハラハラしながら安心もできる不思議なドラマだ。

要は、「後を引くドラマ」ということで、しばらく楽しめそう。

ユニクロのBluenoteシリーズ「Somethin’ Else」が欲しい!

2年ほど前にユニクロが出してた「Bluenoteシリーズ」。

最近、故あってこのシリーズの「Somethin’ Else」をどうしても手に入れたいと思っているのですが…。

発売当時は、「Bluenoteはいいけどユニクロ製じゃね~?」という感じで手にしたこともなかったのですが!
ましてやTシャツだけでなく、BluenoteセレクションのCDまで出されていたので、「成り上がり企業がお金で文化を買う典型だよな」という感じでシニカルに眺めてもいました。

あんとき買っときゃよかったのに。

あんとき買っときゃよかったのに。

しかし、今じゃあちこち探してもなかなか見つまりません。

ユニクロ本社に問い合わせてみると「弊社は季節ごとの商品をその時期に売り切ってしまう方針なので、在庫は一切ございません」というブラックなお答え(別にブラックでもないか)。
ヤフオクにも「Somethin’ Else」はなし。掘り出し本をよく物色に行く「Book汚腐」のTシャツコーナーも、黒地のシャツだけ選んでざっと探してみるが見当たらない。
かといって、若い人相手のいわゆる古着屋さんまであちこち探し回る気にはなれない。

おそらく、ユニクロのBluenoteシリーズは、普通のユニクロ利用層ではなく結構コアなJazzファンが記念品として買い込んだケースが多いのでは?
街で着ている人を見たことはないし、記念品なのでオークションに出品したり古着屋に売ったりせず、しっかりJazz好きのタンスの中に眠っているのでは?

ということで、しばらく探してみようとは思いますが、はてさて?

最後に宣伝

コワーキングスペース「Somethin’ Else」やってます、遊びに来てください!

慈光通りのそばや「まるけん」はどうしたんだろう!

前にも書いたけど、会社の近くに「まるけん」というそば屋さんがあった。

つい過去形で書いてしまうのは、ここ2回ばかり行ってみたがシャッターが閉まっているのだ。

そばにしろ、うどんにしろ、丼物にしろ、もともと安い値段の店だった。
その安さは、「味はともかく」という言葉を添えるのが申し訳ないくらいのレベルだった。
友達3人でいったら、全部で550円だったというブログを見かけたこともあるくらいだ。

したがって時間もお金もないが、「コンビニ弁当じゃ味気ないよね、せめてお店に入って昼飯を!」という気分の時に、結構重宝していたのだが。

しかも、ここ最近はクーポンが使えて、そば・うどんが40円引き、セット物は50円引きとなっていた。
さらに、一人で店を切り盛りする男の人が、「また使ってください」とクーポンをそのまま返してくれる気の使いよう。

ある意味尊敬に値する店だったので、閉店は少しさびしい。