月別アーカイブ: 2011年6月

遠野物語

学生時代に読んだことがあるが、最近吉本隆明の「共同幻想論」を読み返してみた。
理由は特に無いが、何となく「今ならもう少し理解できるのでは?」と根拠のなしに思ったのだ。
結果ははかない幻想(吉本さんのいう幻想概念とは無縁の、ただの思い込み)にすぎないことが、最初の数章読んだだけで判明した。
考えてみれば、頭の柔らかいときに理解できなかったものが、50過ぎてわかるわけはない!

「共同幻想論」の中で、しばしば柳田国男の「遠野物語」からさまざまな民話が引用されている。
それらは皆、素朴で心優しい日本人の心を教えてくれる。
そんな中、朝の「目覚ましTV」で「遠野を旅する」という企画が放送されていた。
とうぜん、河童話を始めとする民話も取り上げられていた。
スノッブな小生は、早速書店に「遠野物語」を求めて走った。

もともと「遠野物語」は新潮社から出版されたがすでにこの版は絶版とのこと。
「何だこんな立派な労作が日本の出版会では絶版にされちゃうのか!?」などと日本文化の退廃を店員さんと一緒に嘆き、井上ひさしの「新釈 遠野物語」を買って帰ろうとしたとき、店員さんが大きな声で「お客様、ありました!」と走ってくるではないか。

新潮社版はなくなったけど、集英社文庫で再出版されているとのこと。
集英社版では、何と中沢新一が鑑賞文を書いているではないか。
結局、定本も新釈も両方買って帰りました。

夏になったら、東北復興の視察旅行がてら遠野まで足をのばしてみましょうか?

2週続けて増田川に行きましたが!?

梅雨前線停滞の隙間をぬって、午前中から増田川に行ってみました。
この川は、松井田のフライショップ・アンクルサムの店主に教えていただき、これで2週連続です。

店主いわく、ヤマメの型は期待できないけど、特にあぶない場所も無くきれいな里川ですよ、とのこと。

言葉どおり、雨上がり直後にもかかわらず見る見るうちに水が澄んでいくのがわかり、こちらの姿がお魚さんに筒抜けの状態。
夕方まで粘りましたが、結局針がかりしてくれたのは最初の堰堤下で挨拶してくれた10~15センチのちびっ子ヤマメ君が3匹だけでした。

一応写メも撮ってリリースしておいたのですが、後から写真を見るといかにもちびっ子で、ブログに乗せる気にはなりませんでした。

流行のグリーンカーテンを作ってみました。

電力不足が予想される今年の夏。
世の中にはさまざまなクール大作戦があるようですが、中でも流行っているのがゴーヤなどのグリーンカーテン。

元々家ではほとんどエアコンを使わない習慣なのですが、緑陰にあこがれ我が家でも作ってみました。

両端に立派な青竹、途中に横木まで配して出来上がった大げさなグリーンカーテン。作業しているのはお袋の妹さん。

まず、ホームセンターで売っている日よけのシートを2階の出窓の上からたらし、それに植物を絡ませるネットを下からつなげれば完成。

お袋やおばさん(お袋の妹)、近所のおじさん・おばさん、お袋の旧知のご夫婦など、ああだこうだとたくさんの人が手伝ってくれ、両端を立派な青竹で補強し、かなり大げさなものが出来上がりました。

肝心のゴーヤ殿は、流行の中で苗が品不足らしく発芽直後の小さいものしか売ってなかったので、まだ10センチ程度の大きさです。
ネットに絡むまでまだ成長していないちびっ子です。

1月もすれば立派なカーテンになるよ!、とのことなので少し楽しみです。

会津ほまれ、一の蔵に南部鉄瓶、柳青める北上の…

会津ほまれと好物の一の蔵

普段はビールと焼酎を飲んでますが、日曜日に日本酒を2本買ってきました。
福島の「会津ほまれ」と宮城の「一の蔵」です。
酒飲みは何かと飲むことにへ理屈をつけるもので、「東北応援のため」と言いながらも、実は久しぶりに好物の「一の蔵」が飲みたくなったというのが真相です。

南部鉄瓶にいれ、早速晩酌にいただきました。

福島の「会津ほまれ」、宮城の「一の蔵」、そして岩手の「南部鉄瓶」と、これで東北応援3点セットじゃ。

義父の形見の南部鉄瓶

などとほろ酔い加減でネット検索。
石川啄木の「柳青める北上の…」の歌を見たり、マヒナの「北上夜曲」の動画を見ながら何となくシンミリとすごしました。

会津ほまれも美味しいのですが、小生にはやはり無鑑査一の蔵のすっきりとした辛口が堪えられませんね。